2021.12.09
カテゴリー: Staccato(スタッカート) / ストローセッティング
お疲れ様です!島根の内部です。
今回は地元山陰の磯から狙うヒラスズキで使用するスタッカート170について書かせてもらおうと思います。
11フィート代の長さが主流のヒラスズキ釣りですが、17フィートとなるとその差は約2メートル!
なぜその長さが必要かというと、ご存知の方もおられると思いますが山陰の海は干満の潮位差があまりなく、時期と潮周り次第では数センチ程度しかないこともしばしば。
潮位差の大きい海で釣りをする場合は天候、潮位を見て釣りを組み立てることができますが、潮位差の無い山陰では前に出られるタイミングで入るといったプランを立てることが出来ません。
そんな環境でスタッカート170を手にするまでは、11フィート代の竿でデッドラインギリギリに立って釣りをして、高波が来たら下がって、また前に出て…
釣りへの意識と危険回避の意識を3対7くらいでやっていても、砕けた波を頭から被り冷たい海水が背中をツーっと流れる不快な思いをすることが何度もありました。
ですが17フィートのスタッカート170(約5メートル)を使うようになってからは、デッドラインの遥か後ろから後ろから釣りをすることが可能になったことで今まで地元で諦めていた状況でも釣りをすることが可能となり、ヒラスズキ釣りを見直すきっかけにもなりました。
ロングロッドは足場の高い磯で足元まできっちりルアーを通せることがメリットと思われるかと思いますが、私の場合は足場の低い平磯やゴロタのシャローエリアでの釣りこそスタッカート170の長さが生きてくると思います。
魚がヒットしたあと、弧を描いて曲がるスタッカート170を見つつ、瀬を躱してランディングするまでの時間は傍から見ると一瞬なのでしょうが、その光景はスローモーションで記憶に残り、釣りから帰ってからも「今日の釣りは楽しかった!またこの竿で釣りに行きたい!」と思わせてくれる竿だと私は思います。
…なんていい事ばかり書いてますが、使いこなすまでにはそれなりに苦労します(笑)
興味がある方や使われてる方で、この辺の所作をどんな感じでやってるかなど質問があれば、ご遠慮なくSNS等で聞いてくださいね!
リール:ツインパワーXD C5000XG メインラインpe:ラピノヴァ オレンジカモ1.5号
スペーサー:ラピノヴァ ブルーカモ3.0号(6メーター)
リーダー:フロロカーボン40lb
公式からのお知らせ!
そんなスタッカート170ですが、2021年12月10日の18時より受注を開始致します!
スタッカート170製品販売ページ
本当に必要な人の為の、ヒラスズキ用17フィートロングロッド。
お楽しみに!
タグ: スタッカート170MHSS-HX / ヒラスズキ / 内部真也 / 磯釣り