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2022.03.09

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【STAFF】TULALA Bass Amp. が産声を上げるまで② by SHINGO

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前回のお話はコチラ

【STAFF】TULALA BassAmp.が産声をあげるまで① by SHINGO

 

 

 

 

 

 

突然決まったTULALAトーナメントロッドシリーズ企画。

その始動にあたり、決めなければならない事が多く、お互い多忙の合間を縫い話を進めていきました。

 

 

まずはロッドビルディングの要。ストローセッティングというロッドの特徴を生かす、完全オリジナルのガイドセッティングを開発した前田製作所さんにご協力を頂くことになりました。そして前田さんの相棒で、チャプター兵庫などにも参戦している梅田さんも企画に加わりました。ガイドセッティングの匠とトーナメンターというコンビですね。

彼らを選抜したのはツララ代表の小川健太郎氏(以後、オガケン)。
ロッドの話を進めていくうちに、彼らがなぜ選出されたかが分かったような気がします。

 

トーナメントロッドという難しいカテゴリに参入する事の難しさを知ってなお、そこに挑むと言う胆力。

そして技術、奇抜さ、それらを持ち合わせた面々でした。

ただ挑むのでなく、TULALAでしかできないトーナメントロッドであり、かつ勝利を勝ち取れるロッドを作ること。

今までにないツララのカテゴリに真っ向から挑戦するためのチームが結成しました。

TULALAのトーナメントロッドシリーズは、「全てのトーナメントアングラーのスキルを増幅させるロッド」という意味合いでオガケンより「『BassAmp.(バスアンプ)』にしましょう」と宣言。

 

ネームにも由来を欠かさない、何ともTULALAらしいネーミングだと感じました。

 

それから休む暇なく時は過ぎ、2021年4月上旬、遠賀川で開催されるJBTOP50第一戦に参戦しました。

ツララロッドの感触を確かめつつ挑んだ試合。

選んだのはグリッサンドシリーズグルーヴィーシリーズハーモニクスシリーズモンストロシリーズから各2本ずつ。

コロナ禍での試合で、徹底したコロナ対策と会場無観客での開催となりました。

今回の試合で初投入したTULALAロッド。感触も良く、3日間の試合で予選を通過し、総合成績を10位でフィニッシュ。

この時、TULALAの既存ロッドでも試合で通用する事が証明されました。

これは専門的に作れば本当に良いものができるはず…

 

こうして、2021年度のトーナメントが慌ただしく始まると共に、本格的なトーナメントロッド制作もスタートしたのです。

 

 

SHINGO

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