2021.08.18
カテゴリー: Glissando(グリッサンド)
こんにちは、山梨の青柳です。
いよいよ渓流シーズンも残り2ヶ月となりました。
トラウトマンのイメージが強い僕ですが、昨年末まで沖縄の離島 西表島に約3年半在住していました。
島にいる時はショア、オフショアともに色々な釣りをしていましたが、
特にのめり込んだのがボートでのスピニングタックルを用いたスーパーライトジギングです。
今回はグリッサンド72でのSLJを紹介したいと思います。
・グリッサンド72
・ダイワ 3012h ,ダイワLT5000CXH
・PE1.2 ,1.5 フロロ8~12号
・ジグ (鉛,TG)20g~100g
水深は20m〜50m、ジグは鉛、タングステンの20g〜100gで、
グリッサンド72なら100gのジグでもアンダーキャストでキャストすることができます。
釣れる魚もミーバイ、トレバリー、サメ、フエフキ、ベラなど様々な魚がヒットし、
時には5kgを越えるアカジンやトレバリー系がヒットすることあります。
そしてこの釣りでの1番の注意ポイントが南の島特有のリーフ(サンゴ礁)から形成される沈み根です。
水深0mから50m、100m付近にも点在し特に西表島周辺は石西礁湖と呼ばれ日本で最大級のサンゴ礁が広がっています。
このリーフに潜られないことがとても重要になり、
グリッサンド72のバットパワーを使えば多少強引にでも根に潜るのを食い止める事ができます。
南国の魚は皆さんが思ってる以上にスピードとトルクのある魚が多いので、
一瞬でも隙を与えてしまうとあっという間に根に潜りほとんど出てくることはありません。
また強引に抜き出そうともラインがサンゴに擦れ一瞬でラインブレイクに…
グリッサンド72は釣り人が折れる!と思うその先で、もうひと握りバットに力を加えてもなかなか折れないロッドです。
僕も5kgオーバーのアカジンやイヌバー、スモールトレバリーなどを相手にかなり強引にやり取りしてきましたが、
未だにグリッサンド72は現役で活躍しています。
また南国の魚にも偏食パターンがあり、マイクロジグでないとなかなか食わせられない事もありますが、
グリッサンド72は100gがキャストできるロッドであるにも関わらず、20gのジグも明確に扱うことができるロッドです。
更にちょっとプラッキングを…なんて時も、ストレスなくプラグ操作をする事ができます。
皆さんも南の島で釣りをする機会があれば、ぜひグリッサンド72で楽しんでみてください。
※あくまでも僕個人のインプレッションです。
ジグをキャストする際はくれぐれも周囲に気をつけてください。