2026.07.10
カテゴリー: Routes(ルーツ)

こんにちは、前野慎太郎です。
今回は9月に発売予定のRoutesC72XHについてご紹介しようと思います。
そもそもRoutesシリーズはこれまでワン&ハーフのロッドで何年も世界を旅してきた私が熱望し、より機動力を高めてクオリティの高い海外釣り旅をするために提案したモバイルロッドシリーズでした。そしてその中核となりえる機種がRoutesC69MHであり、世界中に生息する1m、10キロクラスの魚を1本の釣り竿で釣る「ストロングベーシック」をコンセプトに掲げて開発されました。
しかしRoutesC69MHと共に世界中を釣り歩く中で、より一つの方向へ尖らせて専門性を高めたロッドの必要性を感じるようになりました。その過程で出来上がったのがプラッギングスペシャルことRoutesC60Mです。こちらのロッドはレングスを短くして操作性を高め、トップウォーターやミノーを意のままに操ることにこだわりました。いわば「マニュアル」ロッドといったところです。
これら2本のロッドの登場で、通常のルアーフィッシングの大部分がカバーできるようになりました。
しかし、物理的に不可能な問題が浮上してきました。それは1m、10キロクラスでは収まらない大型魚を狙う場面です。RoutesC69MHは表記こそMHですが、実のところそれよりも強くなっております。ですが、それすら太刀打ちできないターゲットも世界にはたくさん生息しているのです。
それらをメインターゲットにするためには、RoutesC69MHのパワーをもう一段階引き上げることが必要でした。パワーを上げるといえば簡単そうですが、釣り竿というものは単純そうに見えて実は複雑です。ただ硬くするだけではロッドバランスは崩れ、簡単に折れてしまいます。
1からプロトタイプを作成してもらい、幾度もの海外釣行やTULALAスタッフにも協力頂き、試作を作り替えながら国内外でのテストを経て、ようやくリリースできるところまで到達しました。

TULALAのNewストロングベーシックと自信を持って謳える強竿の完成です。
次回はRoutesC72XHの詳細を解説いたします。
