2022.05.16
カテゴリー: TULALA TRUITE(ツララトリュテ)
こんにちは!TULALA山梨スタッフの青柳です。
僕がメインフィールドにしている源流部も新緑に囲まれ虫たちが飛び始め、いよいよ本格シーズンに突入し始めました。
そこで今回は、今春リリースされたソルシエ52ULについて僕なりの使用感をお話したいと思います。
まず僕のセッティングですが、アブ2000番台のリールにナイロン4lbの組み合わせです。
ざっくり言うと、ソルシエ52ULは全体的に柔らかめのロッドです。オールドロッドの様な調子の中にもルアー操作に必要な張りが残り、竿全体が必要に応じて仕事をしてくれるので個人的にはとても好みなロッドです。
僕がメインとしている山岳渓流や源流部のチョロ沢では、2g~5g前後のミノーやスピナーを使うことが多いですが、ソルシエ52ULはこのあたりのウェイトのルアーを扱うのにとても適しています。
2gのスピナーでもテイクバックでしっかり曲がってキャストも容易ですし、5gのミノーでもストレスなくピンスポットに打ち込む事ができます。
ルアーアクションに関しましては、その特有の感覚ゆえにミノーなどをロッドを小刻みにスピーディーに動かすよりも、大きめに柔らかく動かす方が適しているように思います。
魚が掛かればベリーからしっかりと曲がり、尺を越えるトラウトとのやりとりでは、バットから綺麗に曲がって魚の引きをいなしてくれるので、魚とのやり取りがとても楽しいロッドになっています。
総合的に、今流行りの短尺、硬めのロッドで重ためのミノーをキビキビ動かすスタイルよりも、ロッド全体のしなりを利用してキャストし、流れにルアーを馴染ませ踊らせるイメージの使い方がマッチしていると僕は思います。
※あくまでもこれは僕のナイロンセッティングでの使用感であり、PEセッティングだともう少し変わってくると思います。
以上が個人的な使用感となります。
他にもブランクスのカラーやロッド全体の雰囲気など、今までよりもトラウトフィッシングが楽しくなることは間違いないロッドになっておりますので、気になる方はぜひ検討して見てくださいね♪
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