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2022.02.21

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【STAFF】ブレイクフリーのメインコンセプト「細PEラインセッティング」とは! by出口史朗

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Brkfreeのフミです。

前回は、開発中のシリーズ「ブレイクフリー」について、4thプロトまでを簡単にではありますが、書かせていただきました。

今回は5thプロトと、ブレイクフリーのメインコンセプトである「細PEラインセッティング」のメリットデメリットについて書いていきたいと思います。

まず、細PEラインの最大のメリットは、水の抵抗を少なくルアーを操作出来る、操作性の向上という点です。

開発中のグラットン86Mは『陸っぱりで細PEラインで1ozまでのトリプルフックのついたルアーを扱う』をコンセプトにしています。

その為のレングスとロッドの固さ(柔らかさ)、琵琶湖陸っぱりで5キロを獲れるロッドとしてテストしてきています。

キャスト時はストローガイドセッティングで放出されるラインをコントロールし、ファイト時はしっかり曲がってパワーを発揮するロッドです。

ストローガイドセッティングについてはTULALA HP内にある前田製作所の前田氏の文章を読んでいただきたいと思います。

 

細PEのデメリットは、障害物による擦れに弱い事と風に弱い事。

根擦れは、リーダーを長くすることで対策可能です。風は、PEラインの宿命的な部分はありますが、アングラー側のラインメンディングである程度は対応出来ます。ストローセッティングゆえに、余分な糸フケの放出やトラブルはやはり軽減されます。

8.6ftというレングスは、左右への振り幅を広げて風にも対応出来るようにしています。

また、PEラインはモノフィラメントラインに比べ軽いので、それだけでチューニングされたスプールと同様の効果が出ます。

なので、投げ方が身に付いていないと、とんでもないバックラッシュを引き起こすこともあります。しっかりリールのブレーキを効かせてあげるとそういったトラブルが減ります。

スプールが軽くなってキャスト時にライン放出スピードが上がるので、しっかり制御してあげないといけないという理論となります。

 

余談ですが、細PEラインでのキャスティングの扱い易さはダイワ社Tウィング搭載リールに軍配が上がりますが、飛距離はシマノ社遠心ブレーキ搭載のリールになります。

ここら辺は、モノフィララインを使用した時と変わらないインプレッションかなと個人的には思います。

 

長くテストして来ましたが、発売に向けて動き始める事が出来ましたので、皆様よろしくお願いいたします。

長々書きましたが、最後は2021年のMAXバスの画像貼って今回は終わろうと思います。

 

 

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