2024.01.31
カテゴリー: Baritono(バリトーノ)
福岡フィールドスタッフの山浦です。
今回は、今年近海オフショアゲームで使用したバリトーノ80ストローガイドセッティングについてインプレッションを書きたいと思います。私自身、普段は陸からの釣りをメインとしており、オフショアでの釣りは年に数回程度です。
まずは玄界灘のカツオキャスティングゲーム。お世話になったのは遊漁船クルーズの赤間船長です。
タックルはバリトーノ80ストローガイドセッティングにダイワ カルディア6000H、PE2.5号+フロロリーダー30lb。
主な使用ルアーは、タックルハウス フィードポッパー70SW、スミス サージャー、デュエル ハードコアヘビーショット65,85等です。
カツオのナブラを追いかけながらキャストをするのですが、ナブラの進行方向やボイルの出方から素早くキャスト方向を判断する必要があります。
この日は午後から風が吹いてキャストでラインが引っ張られる状況となりましたが、ストローガイドの恩恵でラインの膨らみが最小限に抑えられ、正確なキャストと安定した飛距離を出すことができました。
この日はフィードポッパーが特に強く、早巻きから一瞬ポーズを入れると好反応かつしっかりフッキングしてくれました。
上がってきたのは4,5kgクラスのコシナガマグロでした。
このサイズだとロッドにまだまだ余力があり、魚に走られ過ぎず素早く手前まで寄せれるし、かと言ってしっかり曲がってくれるので口切れやバラしも少なく楽しめました。
普段であればそでもカツオが混じるようですが、この日はコシナガマグロが特に多く、残念ながらカツオをキャッチすることはできませんできず、終始コシナガマグロの入れ食いを楽しんできました。
オフショアにしては8ftとちょっと長めかなと思いましたが、取り回しも良く飛距離も出て、パワーもあって近海キャスティングでとても扱いやすいロッドに感じました。
ちなみに、カツオキャスティングでツララロッドの中で選ぶのであれば、グリッサンド76、スタッカート86辺りが向いているようです。パワー的に。グリッサンド77はややファイトに時間が掛かってしまい、テンポが悪いとのこと。
続いてサワラキャスティングゲーム
友人の船に乗せてもらい、こちらもサワラナブラを追いかけながら釣るスタイルです。
リールはダイワの3000番クラスにPE2号にナイロン30lbを使用。
主な使用ルアーは、メガバスのX80マグナム、マリンギャングLBO120F、DOG-XディアマンテSW、
デュエル ヘビーショット85、マリア ラピード130fを使用しました。
ジャークをするとサワラの歯がラインに触れて切られるため、基本的にはただ巻きやストップ&ゴーでおこないます。
バリトーノ80は重心移動タイプのシーバスミノーとも相性が良く、ストローガイドセッティングの糸抜けが気持ちよくてとてもよく飛びました。
MAX3kg程度でバリトーノ80としてはやや物足りなさを感じましたが、メーター5,6kgクラスのサワラも釣れるみたいで
、その場合はバリトーノ80のような強いロッドでないと対応できないようです。
サワラキャスティングでも同様、レングスや扱いやすさ、取り回しは凄く良かったです。
そんなわけで、3~5kgクラスを相手も十分に楽しめ、まれに出現する10kgクラスも対応できるバリトーノ80!近海キャスティングにはめちゃくちゃドンピシャなロッドだと思います!