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2023.12.06
カテゴリー: Glissando（グリッサンド）
【STAFF】ライトジギング・ブレードジグでカリスマ船長がオススメするグリッサンド3兄弟！ by小川喬也
こんにちは。広島スタッフ兼遊漁船「海神」船長の小川 喬也です。
2023年の秋ですが、最近では朝晩の冷え込みが強く山の木々も紅葉し、秋の深まりを肌で感じております。
秋から冬にかけて瀬戸内海のオフショアフィッシングで最盛期を迎えるのは、サワラやハマチ等、青物を対象としたライトジギングです。 例年通りサワラは脂がのり始めており、ハマチは例年よりも脂のりが良く、釣って楽しい食べて美味しいと二度幸せになれるのもこの釣りの特徴かもしれません。
この釣りの大きな特徴は、メインとなる釣り方がブレードを装着した30~80gのメタルジグを高速巻きで巻いてくる、いわゆるブレードゲームであるという点です。
真下にジグを落として巻いてくるだけではなく、ジグをキャストして斜めに引いてくることが有効な場面。
そしてジグではなくミノーを使用してのジャーキングが有効な場面が存在します。
それらのどの状況にも対応しうるのが、これから紹介しますグリッサンド 77・76・72 です。
この３機種ですが、対応できる幅が広く、どの機種でも瀬戸内のライトジギングで対応できるというのが実のところ本音ではあります。
しかし、どれも長さ違いなだけで同じロッドなのかと言われるとそうではありません。
これから 3 機種について解説していきます。
小型魚から 4~6 kgまでの回遊魚をメインとしたロッドとなります。
レングスは7フィート7インチ、ルアーウエイトは、1.8g~45gと なっております。
ライトジギングという点では、水深30m 以下でのブレードゲームで一番真価を発揮するモ デルです。
3 機種の中では、一番ソフトなティップで、口が柔らかくバラしやすいサワラにも柔軟に対応しやすいです。
基本的に、1 日の大半はブレードゲームとなることが多いため、 初めましての人にもおすすめしやすいのがこのモデルとなっております。 ルアーウエイトは45g までとなっておりますが、ライトジギングで使用するジグのウエイ トでしたらロッドに重さをしっかりのせて投げることで問題なくキャストできます。
オフショアでのライトジギングやライトキャスティングをメインに作られたのがグリッサンド 76 です。
レングスは 7 フィート 6 インチ、ルアーウエイトは 10g~56g となっております。パワーは 77よりもひと回り強くなります。
また、77、72 と比べて若干張りのあるロ ッドですので、ブレードゲーム、ジャーキング共にバランスよく扱いやすいのが大きな特徴となります。
グリッサンド 77 よりも長いグリップエンドにより、ジャーキングの際に前腕に添わせたり脇に挟んだりしやすいです。
そして、ファイト時も脇にロッドを挟めるため、大型のハマチが多い状況でも楽にファイトできます。 パワーの近い 72 との比較で、よりシャープな印象を持たれるのはこちらだと思います。
グリッサンド 77 よりも若干強く、短いのがこのモデルの大きな特徴です。
レングスは7フ ィート7インチ、ルアーウエイトは、1.8g~45g となっておりますが、体感として 77 よりも重たいルアー、特に表記以上の重さのルアーが背負いやすいように感じております。
77 よりもグリップが長いため、有効レングスが短く、より短く感じると思います。
そのため、取り回しもバッチリで、大型の魚とのファイトも楽におこなえます。
また、76 と同じくグリップの長い恩恵で、ジャーキングがしやすく大型の魚とのファイト時も脇に挟めるため、やりやすいです。
76 とパワー自体は似ているものの、使い比べた際に、よりティップが柔らかくバットの強 さを感じられるのは 72 だと思います。
瀬戸内のライトジギングではどの状況にも対応しやすいグリッサンド 3 機種ですが、深堀りするとこのようにそれぞれ特徴があります。
今回は瀬戸内でのライトジギングに焦点を絞って説明させていただきましたが、ショア、 オフショアの垣根を越えて幅広く使えるのもグリッサンドシリーズの特徴です。
私がやらせていただいております、遊漁船 海神(ワダツミ)では、グリッサンドシリーズのレ ンタルタックルも揃えておりますのでお気軽にお尋ねください。
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タグ: オフショア / グリッサンド72 / グリッサンド76 / グリッサンド77 / ブレードジギング / ライトジギング / 小川喬也