2024.08.10
カテゴリー: Glissando(グリッサンド)
こんにちは、長野県スタッフの宮崎です。
今回はグリッサンド66の弟分にあたるグリッサンド55sをご紹介致します。
このロッドを初めて手にした時には、張りがある為コンポジットロッドかなと思ったのですが、実際にはフルグラスということで少し驚きました。デザインとロッドの曲がり方が、子供の頃に使ってた竿にどことなく似ていて懐かしさを感じます。
僕の本来の使い方は渓流やエリアでのトラウトに使用していますが、いろんな釣りで楽しめるという可能性を求めてバス釣りでも使用してみました。
長野県のバスフィールドといえば、野尻湖のスモールマウスが有名です。スモールマウスはラージマウスに比べて引きが強く、非常に人気のターゲットですね。
今回メインの釣り方は、6〜8mのレンジをネコリグ、ライトキャロ、ダウンショットで。リールにはシマノ2500番を使用し、ラインは5lbのフロロカーボンというセッティングです。
この日は特にダウンショットでの反応が良く、2.5gのシンカーを使ってボトムを感じながらゆっくりとズル引きしました。ときおり止めて間を作ると、「コンッ」と明確なバイトがあり、糸ふけを取りながら合わせると、ロッドが一気に曲がり込む感覚が楽しめました。
グラスロッドの特徴であるしなやかさが活かされ、魚の動きにしっかり追従してくれるので、安心してファイトを楽しむことができます。また、バット部分には十分なパワーがあるため、力負けすることなく取り込むことができました。今回は46cmを筆頭に、40cmを超えるサイズを数本キャッチしましたがバラす事もなくキャッチできました。
ダウンショットでのボトム狙い以外にも、やや太めの8lbナイロンラインを使って、ライトなプラグでの釣りも楽しむことができます。特におすすめなのは、小型のハネモノ系トップウォータールアーやペンシルベイトが個人的には楽しめるかなと思います。
グラスロッドならではの釣りをじっくり楽しみたい、多彩な釣りを一本で楽しみたいという方には、どこか懐かしさもあり非常に面白い遊べるロッドになっていると思います。
店頭で見かけることがありましたら是非とも手に取って触ってみてください。