2024.08.05
カテゴリー: Monstruo(モンストロ)
皆様こんにちは。福井県のフィールドスタッフの熊野です。
猛暑続きで1時間も釣りをすると汗だくになる厳しい時期になってきました。今年の梅雨はシトシトと雨が続くのではなく、ゲリラ的に豪雨が発生して急激に増水と減水の繰り返しですね。
さて、今回はモンストロ”W.Record”90MHCを使用した明暗ドリフトを紹介したいと思います。
少し前まではビッグベイトと言われていた2ozサイズのルアーが、昨今ではスタンダードサイズのルアーになってきています。キャストウェイトが3/8~2ozでロッドレングスが9ftのモンストロ”W.Record”90MHCは、ブラックバスロッドながらウェーディングでのシーバスに非常に使いやすく、2ozクラスのルアーを思いっきり振り抜けます。
見た目はゴツいモンストロ”W.Record”90MHCですが、ビッグベイト専用ロッドではなく一般的なシーバスルアー(15~30g程度)でも素直に曲がり込むMクラスのティップが、ドリフト中のルアーの存在感を生み出してくれます。昨年まではPE2号を多用していましたが、今年よりPE3号を使用しています。
PE3号にすることによってラインが強くなってより、ストラクチャーにルアーを寄せていけることが出来ます。
明暗打ちで1級のポイントになってくるのが橋脚の裏側です。
ラインで橋脚を包み込むようにラインを流し、その抵抗でルアーを橋脚に寄せるといったアプローチになります。一般的なスピニングタックルではアプローチ出来ないポイントに、ベイトタックルではラインを太くして飛距離を落とさずアプローチが行えるのはアングラー側にとってアドバンテージです。
橋脚の裏側からでもバッドパワーを活かして、ストラクチャーから魚を引き剝がすことができます。
シーバスはブラックバスに比べて体重が軽く動きも速い為、多くのバスロッドではシーバスとファイトをする際にテンション抜けやテンションが掛かりすぎて、エラ洗いでバラしてしまうことが多発します。しかしモンストロ”W.Record”90MHCはツララブランクらしい粘りと追従性でバラしにくいロッドになっています。
最後に、河川で釣りをする際にはポイントの最寄りの水位を必ずチェックをして下さい。
また、自分が釣りをしているポイントで雨が降っていなくても上流でふっている可能性がある為、急に濁りが入った、ゴミが多く流れて来た等が増水する前兆と言われております。
少しでも異変を感じたら、自分の身を守る為に川から上がるようにして下さい。これからも安全に楽しく釣りを楽しんでいきましょう!
タグ: シーバス / モンストロW.Record90MHC / 熊野竜一