2023.09.23
カテゴリー: Routes(ルーツ)
スタッフの岡林弘樹です。
いよいよ受注開始となりました!
TULALAのパックロッドシリーズ「ルーツ」のスピニングモデル、ルーツS68ML!
初回出荷は年末12月頃を予定しております。お近くの釣具店にて御予約が可能ですので、是非チェックしてみてください。
MLクラスとはいえども、バットセクションを少しだけ強めに設計し、中型魚への対応を強化しています。逆にティップは10g以下の軽いルアーでもコンパクトにキャスト出来るように、ほんの少しソフトめに設計。PEライン0.8~1号が基準、リールは2500番がベストとなります。
バランスは、2500番リールを付けて持つと、竿先が若干下がる程度といったイメージです。リールを乗せていない状態での重心位置は、リールシート少し上くらいとなりますので、極端なバランスではないゆえ違和感なく持ってもらえる思います。ショートレスポンスでのピンキャストを打って行くのが気持ち良いバランスです。ロッド開発の念頭にある「アジアの小型スネークヘッド」の釣りも、これにあたりますね。
参考までに、ウェイトぶら下げ写真を載せておきます。
【6cmミノー(4g)ぶら下げ時】
使える範囲では、ほぼ下限のサイズ。流石にティップもほぼ曲がらず。なにより髭を剃り忘れており、大変にお目汚しですがご容赦ください。
【40gジグ ぶら下げ時】
上限の21gをオーバーしていますが、参考までに。余り曲がってない様に見えますが、上下するとしっかりティップがおじぎしてしまうので、振りぬきキャストは非推奨。
【1kg ぶら下げ時】
1kgのウェイトを吊るした写真。到底、投げられる範囲ではありません。MLらしい曲がりをしておりますが、バット部分まで完全には入り切っていません。この僅かな余力がこのロッドのキモでもあります。
ブラックバスのライトリグ、ライトプラグを使うメバルプラッキングやバチ抜けシーバス、根魚ゲームには最高にマッチしたロッドです。
40gくらいまでの軽いジギングにも対応しますが、ジギングだと若干リアグリップが短く感じると思うので、その辺はオマケで出来る程度、と思っておいて下さい。
あとは何を取っても、とにかくクセが無く使いやすいという点、これは大きな特長だと思います。結局、トラブル無く手に馴染むロッドが一番長く使えますし、愛着を持つことが出来ます。一本に何種類と魚の思い出を詰め込む事が出来るのも良いですよね。だから尚更、思い出深いロッドに仕上がっていくと思います。
これじゃないとダメ。が多くなってきた世の中にあえて「なんでもいいじゃん」なバーサタイルロッドの原点を提唱するルーツシリーズ。あとは、使い手が会いたい対象魚を決めて、それぞれの「専用ロッド」に仕上げてやってください。
この竿があったから、日々の釣りがもっと楽しくなった。
そう言ってくれる人が一人でもいたならば、なにより嬉しい限りです。
ではまた!
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