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2024.10.24

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【STAFF】RoutesC60M最終テストで南米へ!最初の魚はツクナレ・フォーゴ by前野慎太郎

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皆さまお久しぶりです。Routes開発担当兼フィールドスタッフの前野慎太郎です。
今回はRoutesC60M最終確認テストと称してブラジルに渡り、8河川に訪れて実釣テストをしてきましたのでご報告いたします。

まず最初に私が訪れたのは、マッドグロッソ州とパラー州の境を流れるサンベジネット川。ここにはレッドピーコックバス(現地名 ツクナレ・フォーゴ)と呼ばれるピーコックバスがいます。この魚は保護対象のため、ポサーダと呼ばれる現地の釣宿を使う必要があります。私のスタイルは釣りガイドや釣り宿をあらかじめ予約せず、身一つで現地に赴き、協力者をさがして、一緒に釣りをしながらさすらうのですが、フォーゴは例外なので、日本にいる段階でポサーダの予約を取りました。

いざ到着してみると、ジャングルの奥地にもかかわらずとても綺麗で過ごしやすいポサーダでした。料理も美味しく、アルコールも飲み放題。値段こそかなり高額ですが、保護区でポサーダを使わないといけないという制約がなかったら、私は確実にジャングルの中でハンモック生活をしていたでしょうから、いい経験になりました。

 

釣りのほうはもちろんRoutesC60Mをメイン使用してきました。このロッドは私が南米を釣り歩くために無くてはならないスペックを詰め込んでいます。6フィートは若干長めなのですが、そのおかげで竿先は柔らかく、ベリーにかけて徐々に強くなり、バットは強靭。という見慣れた謳い文句のようなフレーズを本当の意味で実現しています。この聞き慣れた謳い文句のおかげで、25㎝から80㎝のピーコックバスを一本のロッドでちゃんと狙うことができるのです。
小さなルアー、小型魚はティップからベリーで。
大きなルアー、大型魚はベリーからバットで。
これを意識して使うことで、アマゾンスペシャルと成り得るのですね。実際に私はこのロッドで15種類(+未記載種数匹)のピーコックバスを釣り上げています。数もさながら、一本のロッドでというのは他に例のないことだと思いますので、結果の観点から見ても胸を張って断言できます。

ちなみにこれ以上長いロッドは、個人的にはアマゾンには向かないと思っています。アマゾンの釣りの多くは激しくルアーを動かします。5ftと6ftのロッドを使用したことがある方ならわかると思いますが、操作性も手首や腕の疲労度も雲泥の差です。短ければ短いほど操作性の向上や疲労減に繋がりますが、短すぎると飛距離やロッドのタメ、使用ルアーの幅に問題が生じます。ですので、アマゾンピーコックバススペシャルRoutesC60Mは、この長さ、このパワー、このバランスなのです。
(逆に言えば、大きいピーコック用に作るとしたら…ということですね!)

 

さて、肝心の釣果ですが、さすが保護区なだけあって爆釣でした。
ロッドの特徴はすでに上記で説明済みですので、ここからは写真をご覧ください!

個体差はありますが、真っ赤に染まるタイプからオレンジ色のタイプ、赤みに唐草模様や全く赤みのないタイプまで様々な個体差のフォーゴが釣れてくれました。
ちなみにフォーゴは学術上はキクラ・ミリアナエという種類と同じ種ということになっています。絶対違うと思うのですが、研究が追い付いていないのでしょう。
次回は丁度ミリアナエのことを書こうと思っているので、比較してみますね!それではまた次回!

ご覧いただきありがとうございました。

 

 

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