2024.01.17
カテゴリー: Monstruo(モンストロ)
ULフィネスバスロッドを根底から変えていく
KENTA”ピーター”NAKAGAWA プロデュース 琵琶湖発「モンストロ”コンセプトディストラクション”68ULS」
釣り竿のカテゴリー全般において、率直にウルトラライトロッドを想像した場合【繊細ではあるが非力】というイメージを頭に思い浮かべる人も少なくないはずです。もちろんバスロッドにおいてもそれは同様で、MやMLアクションよりは非力ではあるものの、その分繊細な操作が可能となります。
そんな中でもコンセプトディストラクションでは、その名の通り「誰しもがそうイメージするライトゲームの概念を破壊する」といったイメージをもとに、先に発売された「コンセプトディストラクション65LS」と同時進行で、ULスピニングの開発がスタートしました。
一般的なバス用ULロッドでの問題点は、そもそも弱い入力で曲がり過ぎてしまうことに起因するシェイク負け、アクション負けによってルアーが動いていないのに釣り人側はカロリーだけを消費している、ということにあります。モノフィラなど伸度の高いラインでは特に動きにくい現象も生じます。
しかしながら、ここで単純に竿を強くしてしまうとULロッドとは言えなくなる上に、求めていた繊細さも失われます。もちろんパワーの弱さも柔らかさに比例して生じやすくなります。
そこでMonstruo”ConceptDestruction”68ULSでは『シェイクスポット』という部分に注目しました。釣り人がルアーアクションを入力する際には竿先を動かします。それが柔らかい竿になるほど実際にはパワーを入れたい場所は、無意識に竿先から下へ下がります。無意識下の支点となるそのゾーンを『シェイクスポット』とし、設計ではその補強を中心に竿のバランスを作り直すことから、開発をスタートさせました。
ルアーアクションにおいての強さの起点となる『シェイクスポット』を絶妙な位置で設計することにより、ULアクションの問題となっていたシェイク負けが起こらない、パワフルかつ繊細なアクションの入力が可能となりました。こうして、繊細さや柔らかさで起きる弊害を大きく解消する事に成功しています。
リアグリップ長はコンセプトディストラクションのスピニングシリーズ共通の長さに設定。アクションは妨げないのにロクマルが来ても安心のファイトが出来る最適値と言える設計です。ファイト中は脇にグリップをしっかりと固定し、ドラグを出しながら竿は一定の角度で巻き続ける。これだけで、ULクラスでは苦戦必須の巨大なバスもしっかりと浮かせることが出来ます。
ULクラスに落とすと言われるように「UL=弱い」の方程式は仕方ない、と思われている概念を根底から破壊する、コンセプトディストラクションらしいフィネスロッドの誕生です。
「Monstruo”ConceptDestruction”68ULS」
Action : RF
Length(ft) : 6’8″
Folded Length(cm) : 170.5cm(グリップ脱着)
Rear Grip Length(cm) : 26.5cm
Rod Wt. (g) : 88g ※サンプル数値
PE (Max) : #0.8
Mono(Max):6lb
Cast Wt (g) : 1/16~1/4oz(約1.8∼7g)
Price : ¥56,800+税
JAN:4582210731708
2024年1月末予約開始(3月末出荷)
タグ: MonstruoD68ULS / モンストロD68ULS / 中川絢太