キャストから魚のランディングまで、現代のハイプレッシャーフィールドに合わせたロッド。
オカッパリでは、手持ちのロッド1本である程度のパターン、ルアーをこなせ、尚かつ釣りのスタイル的にもフレッシュなバスとの出会いを多くする為に、的確なキャストの回数を上げるスピーディーさ、的確さを持たせた釣りの展開が重要だと私は思っています。バーサタイルロッドとも言えるかもしれませんが、1本でそれらをこなすには全てにおいて高得点のバーサタイル性が必要となってきます。
ライト系のルアーはTULALAハーモニクス スタッカート70とコローナ58でこなせているため、これらのロッドではカバーしきれない部分をしっかり補う為のロッドに着手することとしました。オカッパリで使用する、ある程度のヘビーウェイトまでを使える一本です。メインとなるエリアは連日アングラーで賑わうハイプレッシャーエリア。スレたバスを相手に、いかに多くのチャンスを掴み取るか。そんな想いを込め、長期のフィールドテストを経て今回遂にリリースとなりました。
現代のハイプレッシャーフィールドでは的確にバスのいるポイントへルアーを投入し、的確なトレースコース尚かつ繊細なアクションを行うことにより、1匹でも多くのバスのバイトを誘発することが可能になると考えます。そこで、ウエイトのあるハードプラグやカバー打ちをスピーディーに行うためのショートグリップを搭載。リアグリップは23㎝に設計しています。ショートキャストも得意としながら遠投性能も生かすために、レングスは長すぎず短すぎない6.9ftをセレクト。またハイプレッシャー化のバスのバイトをしっかり咥え込ませる為にも、魚のバイトを一番最初に感じ取ることができるロッドティップに注力。バイトにしっかり追従し弾かないティップセクションとなりました。カバー内からのバスを引きずり出したり、ビッグベイトの太軸のフックでもしっかりバスの口に刺す事の出来るバットパワー。これら全てをバランスよく揃えることで、5〜14gウエイトのラバージグやテキサスリグ、フリーリグ、5〜42gとビッグベイト、高比重ワームと、オカッパリで多彩に扱える1本となりました。
文:相羽純一
Model | Corona69MHBC-HX |
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Code | 69MHBC-HX |
Action | RF |
Length (ft) | 6.9 |
Folded Length (cm) | 174.5 |
Rear Grip Length (cm) | 23 |
Rod Wt. (g) | 186.5 |
Mono Line (lb ,MAX) | 22 |
PE (# ,MAX) | - |
Cast Wt. (g) | 7~42 |
Price (¥ ,税別) | 55,000 |