イソフエフキ、タマン、スジアラ、バラハタ、
近海の青物にも対応
八重山に連なる島々の名を頂き生まれた
「パナリシリーズ」
パナリとは八重山の言葉で「離れ」、ここでは離れ小島や離島を意味しています。大きな島の周りに1つ1つの離れ小島があり、それらを旅して周るようなイメージを持ち、パナリシリーズが誕生しました。
ブランクカラーは三線の原料として使われている「八重山黒木」を模した色。通常より黒目の茶色に見えると思いますが、これは八重山黒木の色をイメージしています。スレッドは「ミンサー織り」という織物に、近年みられる青のグラデーションを、八重山の海の色にちなんでスレッドカラーに採用しました。
八重山の島、鳩間島(ハトマ)を八重山の言葉のように言うと「ハトゥマ」。「Hatuma(ハトゥマ) S78TM」はこの島の名前から由来しています。
パナリシリーズのテストフィールドは石垣島。八重山の豊かな海を始め、言葉、文化、風土にも興味を持ってもらえればという気持ちがこもったシリーズです。
フエフキやハタ類のプラッキングゲーム決定版
石垣島など南国離島では、ライトプラグを使ってのキャスティングゲームで様々な魚種と出会うことが出来ます。
今回登場するパナリシリーズの末っ子、Hatuma(ハトゥマ)S78TMは、青い海から飛び出すフエフキやスジアラ達に出会うべく、石垣流ライトゲームでテストされた7フィート8インチのテクニカルモデルです。
対象ルアーは20~40gのプラグなど。ソフトなティップは、シンペンやミノーなどの軽快なトゥイッチを可能にしながらも、ヘビーなミノーの早巻きやバイブレーションのリフト&フォールにおいてもダルさを感じる事はありません。7フィート8インチというレングスは、船の上でのキャスティングや、魚を取り込む際にも取り回しの良い長さとなります。
ライトゲームとはいえ、南国の海では思わぬ大物がゲストとして登場してしまうことも珍しくありません。そんな大物の突っ込みにも対応出来るよう、バット付近は強靭に設計。ツララらしく、クラシカルな曲がりを実現しつつ、パワフルなファイトを可能にしています。
設計基準のリール番手はSW4000番、PEラインは2.5号まででお使いください。八重山の青い海と空。そんな非日常な空間で、魚とのファイトを思う存分楽しめるようにと願いを込めて作られたロッドです。
Model | HatumaS78TM |
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Code | S78EP |
Action | R |
Length (ft) | 7'8" |
Folded Length (cm) | 149 |
Rear Grip Length (cm) | 40㎝(リールシートの中心より) |
Rod Wt. (g) | 188 |
Mono Line (lb ,MAX) | - |
PE (# ,MAX) | 2.5 |
Cast Wt. (g) | 14~56g |
Price (¥ ,税別) | 54,800 |
「パナリ」とは先述の通り、八重山の離れ小島が由来です。ですが、パナリシリーズは八重山諸島専用ではありません。誕生したキッカケが八重山諸島なのです。 八重山生まれのパナリシリーズが皆様の相棒となり、八重山諸島だけでなく様々な地域のパナリで、それぞれの思い出を作る立役者になってくれる。そんなシリーズになってくれれば、開発者としてこれほどうれしいことはありません。 皆様がパナリシリーズと共に最高の思い出を作って頂けることを願っています!