ライトGT、近海青物を想定した
PEライン専用テクニカルモデル
パナリとは八重山の言葉で「離れ」、ここでは離れ小島や離島を意味しています。
大きな島の周りに1つ1つの離れ小島があり、それらを旅して周るようなイメージを持ち、パナリシリーズが誕生しました。
ブランクカラーは三線の原料として使われている「八重山黒木」を模した色。通常より黒目の茶色に見えると思いますが、これは八重山黒木の色をイメージしています。
スレッドは「ミンサー織り」という織物に、近年みられる青のグラデーションを、八重山の海の色にちなんでスレッドカラーに採用しました。
小浜島(コハマ)を八重山の言葉で言うと「クモマ」
「Kumoma(クモマ) S80MT」はこの島の名前から誕生しています。
パナリシリーズのテストフィールドは石垣島。
八重山の豊かな海を始め、言葉、文化、風土にも興味を持ってもらえればという気持ちがこもったシリーズです。
「Kumoma(クモマ) S80MT」は、パナリの他ラインナップ「Kurusuma(クルスマ) S79GT」よりロッドパワーをダウンさせ、メインターゲットを20キロ前後のGTと想定し設計されました。ルアーは40g程度の軽量なプラグから、70g程度のペンシルなどがベストとなります。
GTロッドはパワーが強く重いものが一般的ですが、そのためこれまでは体力のあるアングラーでなければ1日中ロッドを振り続けることが難しい釣りでもありました。
このクモマS80MTは、アングラーに合わせ最適なロッドパワー、自重で設計。
一日中、ロッドを振り続けるアングラーの疲労を最小化することに重点を置き開発されています。
女性アングラーや、小さいルアーをテクニカルに動かす釣りにも最適の一本に仕上がっています。
開発を担当したフィッシングガイド「石垣島エスケープ」にて、頻繁に登場する20kg前後のGTをターゲットとし、ロゴの表記は魚のサイズに合わせ「MT」に。
ですが「ロッド全体で魚の引きを受け止める」特徴を持つパナリシリーズは、文字通りグリップから曲がり込むようなパワフルで粘り強い曲がりで大物にも対応が可能。
※テスト中に釣り上げた27kgのGT。若干余力を残してファイトが可能。
20kg後半に迫る様なGTがヒットしたとしても、根本まで曲がり込み、シャローで走り回るGTの引きをしっかり受け止めます。
近海ではライトツナ、ヒラマサなどがターゲット。
PEライン4~6号セッティングで狙う対象魚全般に使えるオールラウンダーです。
ガイドセッティングは小口径多連結の前田製作所「ストローセッティング」を搭載。
多連結のシステムにより、小口径でもリーダー抜けをスムーズにし、またPEラインのバタつきを抑えトラブルを回避。
強風下でのキャストの最適化、ブランクスパワー伝達の効率化で、一日中釣りをし続けるアングラーをサポートします。
ロングリーダーの使用も可能ですが、バットガイドに結び目がくる程度のショートリーダーシステムが最適です。
【ガイド設定】
TOP(#1) | T-KGST8J |
#2 | PKWSG7S |
#3 | PKWSG7S |
#4 | PKWSG7S |
#5 | PKWSG7S |
#6 | PKWSG7S |
#7 | PKWSG7S |
#8 | PKWSG7S |
#9 | PKWSG7S |
#10 | PKWSG7S |
#11 | PNMSG8S(逆付) |
#12 | PNMSG12S(逆付) |
#13 | PNMSG30S(逆付) |
FUJI製、オールSIC
■2022年3月頃発売予定
「パナリ」とは先述の通り、八重山の離れ小島が由来です。ですが、パナリシリーズは八重山諸島専用ではありません。誕生したキッカケが八重山諸島なのです。 八重山生まれのパナリシリーズが皆様の相棒となり、八重山諸島だけでなく様々な地域のパナリで、それぞれの思い出を作る立役者になってくれる。そんなシリーズになってくれれば、開発者としてこれほどうれしいことはありません。 皆様がパナリシリーズと共に最高の思い出を作って頂けることを願っています!
Model | KumomaS80MT |
---|---|
Code | S80EP |
Action | R |
Length (ft) | 8'0" |
Folded Length (cm) | 154 |
Rear Grip Length (cm) | 49cm(リールシートの中心より) |
Rod Wt. (g) | 350 |
Mono Line (lb ,MAX) | - |
PE (# ,MAX) | 6 |
Cast Wt. (g) | 40~150 |
Price (¥ ,税別) | 67,000 |