小川貴恵氏プロデュース
4フィート11インチ 渓流ベイトフィネスロッド
釣りは楽しいものでありたい。
そんな想いがカタチになったロッドがこのClerus411(クレールス411)です。
私の原点はイワナやヤマメをターゲットとする釣りでした。
その中でも、際立って楽しいと思えるのが「渓流ベイトフィネス」
渓流ベイトフィネスでは、手返しよく川をサクサクと楽しめるうえ、キャストは練習すればするほど上達していきます。
そんな渓流ベイトフィネスの魅力に取りつかれた方も多いはずです。
今まで狙えなかったような少し難易度が高いポイントで、狙い通りにキャストが決まり、そこで魚がヒットする。
私自身も、上達するにつれて、その楽しさがどんどん増していったのを覚えています。
そして今も、このロッドを通じて、釣りや川の楽しさを実感しています。
Clerus411は、2g台のルアーをバックハンドキャストで軽快にカバーやオーバーハングの奥に撃ち込むことが可能。
3~4gのスプーンやミノーがメインとなります。
リールはベイトフィネス用のリールを推奨。
バットパワーは強すぎず、あくまで15㎝から30㎝、いわゆる「尺」をターゲットとするロッドです。
キャスト時のティップは、まるで生き物のようなしなやかさと柔軟さを持っています。
レングスも短すぎず長すぎず、渓流でのピンキャストを想定したレングスです。
ティップの柔らかさを利用すると、キャストスペースが狭くても水面を叩く事もなくコンパクトにキャストが決めらます。
そして柔らかめのレギュラーテーパーで、魚がヒットした時のロッドの曲がりが美しいのも特徴です。
私の目指したところは「魚を釣る楽しさ」
小さな渓魚との出逢いにも笑顔になれて、ファイト時に思わず笑顔が溢れるような釣りを楽しめるロッドです。
釣りをしていくうちに、いつしか「大きさ」を追求するようになり、そう思えば思うほど「ストイックな釣り」に向かっていく。
それもいいけど、いつしかの幼い頃に釣った「小さな一匹」に、もう一度出会いたくなるようなロッドにしたい。
そんな願いを込めて、製作に携わらせて頂きました。
小川貴恵
私の住む北海道でも、最近ではイワナやヤマメも昔に比べ難しくなったように感じる事があります。 北海道はトラウトがたくさん釣れるイメージがある方も多いと思いますが、それでも釣果が乏しい日も多々あります。 そんな時でも「釣れた喜び」を感じられるロッドであればいいなぁと思っています。 ちなみにこれは私感ですが、3g〜4gのキャストフィールは最高です。 そしてオススメはスプーニング。釣行する河川のポイントにもよりますが、巻きの釣りや、ボトムの釣りが簡単に楽しめるロッドです。 難点と言えば、5g以上のヘビーシンキングミノーにアクションをつける際などはポイントを選ぶようになり、多少扱いにくいと感じると思います。 ベイトロッドで渓流を楽しみたいという方に、お好きなルアーで自分の思うように楽しんでいただければ幸いです。
Model | Clerus 411 UL |
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Code | 411CUL |
Action | R |
Length (ft) | 4.11 |
Folded Length (cm) | 121 |
Rear Grip Length (cm) | 19 |
Rod Wt. (g) | 84 |
Mono Line (lb ,MAX) | 6 |
PE (# ,MAX) | 0.8 |
Cast Wt. (g) | 2~7 |
Price (¥ ,税別) | 39,800 |