2022.02.14
カテゴリー: Routes(ルーツ)
こんにちは!前野慎太郎です。
寒い日が続きますね。寒さにめっぽう弱い私はペットボトルを湯たんぽ代わりにして毎日震えながら寝ております(笑)
くれぐれも体調管理に気を付けて、冬を乗り切りましょう!
さて今回の内容ですが、皆様はもうTULALA 2022年カタログはご覧になられましたでしょうか?
今回はTULALAを代表するシリーズ「モンストロ」が10周年ということもあり、いつにも増して内容の濃いカタログとなりました。(まだ見れてない方はゴメンナサイっ)
そんな2022年TULALAカタログの一番後ろのページにComming Soon… の文字、そして4つのシリーズロゴが乗っているのをお気づきになられましたでしょうか…?
そうです!これらは現在鋭意開発中のプロトシリーズなのです!
今回の発表では4つの新シリーズが明かされましたが、ここでは私が切望し、ついにカタチとなったRoutes(ルーツ)シリーズについて語っていこうと思います!
そもそもRoutes(ルーツ)とはどんな竿?ということなのですが、ズバリッ パックロッドです。
TULALAは私が初めてバックパックを背負って釣旅に出た2013年からメインで使用していました。
なぜなら当時は市場自体に遠征に特化した竿が少ない中で、TULALAにはエルホリゾンテ78,83,ボンバダシリーズなど、現在でも第一線で活躍しているような魅了的な竿が多くラインナップされていたからです。
それから縁あってTULALA社と連絡を取らせていただくようになり、初代エルホリゾンテ70のテストなどに関わりつつ色々な国に赴いていた私ですが、釣旅を続けていく中で少しづつ自身の旅のスタイルが構築されていきました。
旅のスタイルは各々あると思いますが、私の場合「ある程度釣りたい魚は決めていくが、その時その土地でより面白そうなことがあった場合、そちらにシフトチェンジする」という、予定もへったくれもない自由な旅を求めるようになっていったのです。
(のちのRoutesシリーズに繋がる名もなきプロトロッド)
そうなると最も大切になってくるのは機動力になります。
背中に10何kgのバックパックを背負いながら片腕にバズーカと呼ばれる1mを超すロッドケースを持つとなると、それはそれは大変です。
気にかける荷物も2つになるので嫌でも負担が増えてしまいますし、移動が多くなる旅路ではトラブルの要因ともなってしまいます。
その点パックロッドであれば、バックパックの中に閉まっておくことで上記の負担を無くすことができるのです。
また釣旅に出かける中で、TULALAの竿だけでなく色々な竿を購入して試すことも意識的に行い、ワンピース(ワン&ハーフ)、ツーピース、マルチピースを使い分けてその良し悪しを客観的に見つめ、自分の中で確固たるパックロッド論を構築していきました。
(この辺はまたの機会に詳しくお話します!)
その上で、このたび日本中・世界中を歩き回れるパックロッドシリーズRoutes(ルーツ)の開発をスタートさせていただいたのです。
そして現在はRoutes(ルーツ)ラインナップの1本1本に、これまでの経験を詰め込んでいる最中です。
Routes(ルーツ)を持った釣り人が、どこにいっても最高の思い出を持って帰れるように。
精魂込めて完成させますのでご期待ください!
各ラインナップの詳細はこのブログにて1本づつ紹介できればと思っておりますので少々お待ちくださいね!