2022.05.11
カテゴリー: TULALA TRUITE(ツララトリュテ)
こんにちは!TULALA島根スタッフの内部真也です。
今回は、渓流ルアーフィッシングのバラし対策について少し書いてみようと思います。
渓流釣りは、歩いたら歩いた分だけ魚と出会えるチャンスが増える釣りです。しかしその反面、バラシがとても多い釣りでもあります。
バラシの原因を大きく分けると、魚がバイトするタイミング、そしてフックが魚の口のどの部分に刺さるかの2点だと思います。
・連続トゥイッチでミノーを飛ばすようなアクションに戯れ着くように魚が飛びついてくる。
・瞬間にトゥイッチでミノーの位置がズレて、魚のアタックが空振り。これを繰り返してる。
・うちにフックがチョンッと魚の口に触れると魚は一目散に上流へと帰って行って2度と出てこない。
こんな場面は渓流ではよくありがちなこと。皆様も経験したことがあるのではないかと思います。
では、このバラしをどうやってキャッチに変えるのかということですが、こういう場面ではトゥイッチアクションで魚を煽ってから、ただ巻きでバイトさせるという方法があります。
アクション中は魚からミノーが逃げるようにアクションさせ、魚の興奮度をマックス状態にさせてから、ただ巻きでバイトさせるイメージです。
ミノーでこのような使い方をする場合は立ち上がりの早いミノーがオススメです。
私はラパラのカウントダウンエリート55を多用しています。
トゥイッチからただ巻きに切り替えて、リールを巻いた瞬間からブルブルと動いてくれる。そんなミノーを使うことをオススメします。
次はフックについてです。
トレブルフックかシングルフックかで悩むところですが、確実にフッキングしてキャッチ率を上げるなら、シングルフックで魚の口の中から針を掛ける方だと思います。
トレブルフックは針数が多く安心感はありますが、口のどこに掛かるかわからない上に、口の中に入り辛いといったデメリットもあります。
その点シングルフックであれば口の中に入りやすく、「かんぬき」と呼ばれる魚の口の横へフッキングする確率も高くなります。「かんぬき」に掛かれば魚をバラす確率も格段に低くなるので、私はシングルフックを多用しています。
今のところ気に入っているのは、針先の鋭いグレ用のフックにアシストラインを巻いて作ったものを使用しています。
最後に竿の話しですが、バイトを弾かずにしっかりティップが入ってくれるClerus411ULは、ミノーにアクションをつける場合でも柔らかすぎることなく、しっかりとアクションをつけれる竿になっています。渓流から源流域までを一本でカバーできるオススメの渓流ベイトフィネスロッドです!
今回は渓流トラウトのバラシ対策について書かせて頂きました。もしバラシで悩まれている方がおられましたら、千載一遇の渓魚を逃さないためにもぜひ参考にして頂ければと思います。
渓流シーズンはまだまだこれからですので、怪我や事故には気を付けながら、今シーズンもしっかり楽しんでいきましょう!
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