2021.08.16
カテゴリー: TULALA TRUITE(ツララトリュテ) / スタッフレポート
こんにちは。北海道の小川貴恵です。
いよいよ「Clerus411 」の発売が決定し、予約開始になりました。
思えば2019年の横浜フィッシングショーで発表された「TULALA TRUITE 」シリーズ。
新型コロナウイルスが流行し、釣りを自粛した時期もあったりなど予想もできないような状況を乗り越えての発売となります。
自粛期間は家の中や庭でキャストの練習をし、釣りができる時には出来るだけフィールドに立ち続けました。
初期プロトのグリップは壊して、治してもらったりなどを繰り返しボロボロになるまで使いました。
ここから長さも変わって製品版のグリップになりますが、とにかくどれだけテストを繰り返したかと言う事が、
このグリップを見ていただくとお分かりいただけると思います。
数えきれない程の数の魚との出会いもあり、渓流の美しさを感じ、
そして何より私自身、ヤマメやイワナなどを釣ることで自分の初心を思い出させてもらえるロッドでした。
釣りに行くたびに楽しく、そして今まで持った事がないこの美しい翡翠色のロッドを自然の中で眺めてみたり、
「相棒」としていろんな渓流に行く事が楽しく、自然と笑顔になれました。
しなやかなティップから滑らかにラインがすり抜けていくキャストフィール、
ヒットした時のロッドの美しい曲がり、魚とのファイトの時に手に伝わる楽しさ。
すっと手に馴染むほどロッドの自重も軽量で扱いやすい。
そして私がこのロッドに携わっていく上で1番大切にした気持ちは「釣りを楽しむ」こと。
そこを1番追求したと言っても過言ではないのかも知れません。
ただそれは「TULALA 」だから出来たカタチだと私は思っています。
「釣りは楽しいものである」
オガケンさんをはじめ、エクストリームに関わる皆様がこの大切な気持ちを改めて私に教えてくれて、
そして支えてくださり、釣りを楽しむ環境を作ってくれたからこそ
「楽しさを伝える、感じるロッド」が出来上がったと思っています。
「TULALA TRUITE」
このシリーズのロッドを手にした皆様が笑顔になれる。そして釣りを楽しめる、
そんなラインナップであればいいなと私は個人的に思っています。
そして使ってくださる方々の相棒となり、色んな土地の河川で魚との出会いや思い出を作っていってほしい。
そう思います。
最後に、Clerus411に携われた事、私の想いを込められた事に心から感謝しています。
そして1人でも多くの人にこの気持ちを共感してもらえたら嬉しいです。
いよいよ予約開始です。