News

2024.04.15

カテゴリー:

【STAFF】2024年 九頭竜シーバス開幕!モンストロ74MHCでメタルバイブゲーム by熊野竜一

2

皆様こんにちは。福井県フィールドスタッフの熊野竜一です。
4月に入り気温も少しずつ上がり、桜も満開となり春日和となった福井県です。

今年は降雪が少ない年でしたが、3月は気温が低く雨天が多かった為か水温が上がらず、稚鮎の遡上も遅れている様子でした。4月になってようやく稚鮎の遡上も見られ、例年より遅れて九頭竜シーバスも開幕致しました。

4月になったとはいえ川には雪代がまだ混じっており、水温が低いのでシーバスの活性も水温に比例して低い状態です。

今回はMonstruo”ConceptDestruction” 74MHCを使用した、春のメタルバイブゲームを紹介したいと思います。
シーバスに7.4ftのロッドは短すぎるのでは?と感じる方もいらっしゃると思いますが、九頭竜川のような自然型の河川はおかっぱりで釣行できるポイントが少なく、ウェーディングでの釣行が基本スタイルになってきます。バックスペースが確保できるようなポイントであれば9ft程度の長尺ロッドをしようした釣りも可能ですが、入水して2mほど前に進むと急激に落ち込むポイントも多数存在します。
そうなると長尺ロッドではテイクバックで葦に引っかけてしまうので、7.4ftというロッドを選択しております。

春の九頭竜シーバスの攻略ポイントになってくるのは
①塩水クサビ
②地形・地質の変化
③流れ
④天気
の4項目が挙げられます。

淡水は雨や雪代に水温が影響されやすいので、この時期のシーバスは淡水よりも比較的温度が安定しているボトム付近の海水に依存している傾向が強いです。また川の流れは一定ではなく、右岸に寄ったり左岸に寄ったりと常に変化が起きています。その為、同じ立ち位置でも順流だったり流れが反転したりという現象が起きています。この時期のシーバスは自発的に回遊するのではなく、この流れに合わせてシーバスの居心地の良い地形・地質の変化のポイントに移動している印象を受けます。
天気については水温が上がりやすく、シーバスの適水温に近づく晴れの日がおススメです。また、時間帯も水温が高い夕マズメが狙い時です。

この時期の主軸になってくるのは15~25gのメタルバイブレーションをボトでリフト&フォール。
そしてセミマイクロガイドのスパイラルセッティングでルアーの縦捌きに特化したMonstruo”ConceptDestruction” 74MHC

スパイラルガイドセッティングは飛距離が…となりそうな印象ですが、実際に使ってみると通常セッティングのロッドと比べても飛距離が落ちたという印象は無く、むしろPEラインとの相性は良い感じがします
通常のガイドのセッティングでは、ロッドを立ててファイトをするとロッドに捻じの力で左右どちらかにロッドが倒れようとする力が働き、伸びが少ないPEラインではテンションが抜けやすくなる為、横捌きでファイトすることが多かったですが、スパイラルガイドセッティングではガイドが
下向きになっていることで縦方向でファイトをしてもテンションが抜けづらく、手前のストラクチャーを交わしやすくなります。

ツララらしい「溜め」「硬さ」「粘り」があり、バイブレーションだけではなく、プラグ、ワームも快適に扱えます。リールを搭載し、ひとたびロッドを構えれば、グリップレングス、重量バランスともに完璧な高次元のバーサタイルロッドですので、機会があれば是非シーバス釣りでも試していただきたいと思っています。

 

 

タグ: / /

TOP

Concept

Concept

Product

Product

Field Staff

Field Staff

Movie

Movie

About

About

Contact

Contact

Q&A

Q&A