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2024.11.07

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【STAFF】RoutesC60M最終テスト 「キクラ・プレイオゾーナ」編! by前野慎太郎

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こんにちは。前野慎太郎です。
前々回、前回でRoutesC60Mの最終テストと称し、マッドグロッソ州の2河川を釣り歩いた私は、さらにテストを濃密なものにするため、バスを乗り継いでキクラ・プレイオゾーナの生息地にほど近い町へ到着しました。
情報収集がてら町の酒場へ行くと、店主の友人にペスカドール(釣り人)がいるとのことで、さっそく次の日に会う機会を設けてもらいます。

実際に会ってみると生粋の釣り人で、さっそく次の日から釣りに出発することになりました。
狙いは無論キクラ・プレイオゾーナ。近縁種のキクラ・モノクルスに酷似していますが、体表に表れる黒い縦線がモノクルスは3本なのに対して、プレイオゾーナは4本あるところで区別できます。モノクルスはアマゾンのかなり広範囲に分布しているので、これまでも釣り上げたことは何度もありますが、個体差はあれど体に表れる黒線はどれも3本のみだったので、本当に4本あるのかワクワクしながら出船しました。

今回メインで使用したルアーはボンバダアグアのアマゾンパピー。
8㎝で10gのトップウォータールアーですが、小さな魚や食い渋った時にはかなり武器になります。しかし10gと軽めなので、ロッドが硬いと扱えません。RoutesC60Mはこの辺りも考慮して作られており、柔らかめのティップとベリーで簡単に遠投できます。これが5インチ短くなるだけで格段に難しくなるので、絶妙なバランスだと自画自賛しています。

大きな魚を第一目標にするのも最高に燃えますが、アマゾンをはじめとした水辺には多種多様な生き物が生息しています。全てを捕まえるのはさすがに難しいですが、ルアーを付け替えるだけで大きい魚から小さな魚まで広範囲に狙えるのは、その地域を楽しむうえでも無くてはならないスペックでした。
思惑通り大小様々な魚を釣ることができており、重宝しています。

本命のキクラ・プレイオゾーナですが、こちらは爆釣とまではいかないものの、飽きない程度に釣れてくれました。少しわかりづらいですが、ちゃんと4本目の黒線がありますね。

お昼は決まって野営地でツクナレの丸焼きを食べていました。ポサーダの凝った料理も最高でしたが、これもなぜだが美味しいんですよね。文章を書いているうちに帰りたくなってしまいます。

 

今回マッドグロッソ州で目標にしていた3種のピーコックバスはこれで全て釣りきることができました。この後はエリアを大きく変えて、ほとんど情報のないピーコックバスを追う旅が始まりますが…その模様はまたレポート致します!

 

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