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2025.01.06

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【STAFF】RoutesC60Mテスト報告「キクラ・ジャリナ前編」 by前野慎太郎

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こんにちは、前野慎太郎です。
RoutesC60Mの最終現場テストと称し、南米を旅した2024年夏のレポート第4弾です。

目標の3種類のピーコックバスを釣った私は、新たなピーコックバスを釣るためにブラジル国内線へ乗り込みました。ピーコックバスは全16種類+2024年現在未記載種1種(ツクナレ・フォーゴ)が南米北部から中部にかけてに広く分布しているので、時間を有効活用するためには飛行機移動も有効なのです。
RoutesC60Mは機内持ち込みも可能ですが、私は基本的に預け荷物のバックパックへ釣り竿を入れています。しかし、この時はこの選択が仇となりました。

複数都市を経由する便だったこともあり、私の預け荷物が目的地とは違う場所へ行ってしまったんですね。俗にいうロストバゲッジです。
荷物自体は数日で帰ってきたので厳密にはディレイバゲッジですが、どちらにせよ限りある時間が奪われるのは辛いです。ブラジルは大きな都市でなくとも釣り具が手に入りやすいので、国内線での移動が多い方は機内持ち込みでロッドを持ち歩いてもいいかもしれません。

さて、そんなトラブルもありましたが、その後もバスを乗り継いで無事に目的地へ到着しました。
ここからは恒例の漁師を探すために、水辺で漁上がりの漁師を待ちます。

しばらくするとちらほらと漁師が帰ってきましたが、彼らが運んでくる魚の中に私が狙うキクラ・ジャリナはいませんでした。
不思議に思いながらも聞き込みを続けていると、どうやら町からほど近いエリアではキクラ・ジャリナはほとんど取れないとのこと。自分と一緒に数日間キャンプしてくれる漁師を見つけて、奥地へ出発しました。

瀬を越え滝を越え、ようやくたどり着いたエリアにポツンと佇む母屋の一角を借りて、ハンモックを吊るしたら寝床の設置は完了。ハンモックは本当に便利です。

 

さっそく釣りを開始しますが、中々厳しい様子。スポーツフィッシングとして完全に確立されているツクナレ・アスーと違い、釣られたらほぼ100%食べられるエリアでは、人里から近いエリアは魚影が薄いことがよくあります。ずいぶん遠くまでやってきたつもりでしたが、ガソリンをもっと買っておけばと後悔。ですが町まで買いに戻る時間と予算は無いので、今回はこのエリアで頑張ります。

何度かのミスバイトで魚の気配を確信したのち、ようやく待望の一匹が釣れました。

しかし、釣れたのは白い斑点が残るパッカ模様…
産卵に絡んでいない個体はこのような模様が出ると言われておりますが、ツクナレ・アスーやヴァゾレリー種にもこのような個体があり、パッと見では判断できません。その後も「これぞキクラ・ジャリナ!」という個体を求めてルアーを投げ続けますが、釣れるのはパッカ個体のみ。

一匹だけパッカ模様の無い個体が釣れましたが、なぜか4本黒線がある特異個体。
求めているジャリナは釣れることなく、最終日を迎えるのでした。(次回へ続きます。)

 

 

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