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2024.03.07

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【STAFF】Staccato101LMS-HXのソルト応用インプレッション by Ridgeline永井

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【Staccato101LMS-HX】
 
私がこのロッドを初めて見て触ったのが昨年の西日本釣り博でした。普段シーバスデイゲームに勤しんでいるのですが、TULALAからそういった堤防からシーバスなどのデイゲームルアー(スピンテール系・鉄板バイブ・ジグヘッド)などに特化したロッドラインナップが少ないイメージだったので、このロッドを手にした時は、全体的にしなやかなバランスに加え、細いPEを扱う小口径ガイド(19個)細軸フックのルアーを主体としたデイシーバスロッドとしての汎用性も備えてる印象を受けたのを覚えています。
 
テスターの山浦良明氏が、磯の大型メバルをターゲットに開発しており、尺メバルを獲るための負けないパワーと繊細な操作性を高次元で両立するべくフィールドに通って研鑽したロッドなので『シーバスデイゲームでも使ってみたい!』と思うのは必然でした。価値基準は人それぞれですが、私が重きを置いているのは【他所がしない可能性に挑戦しているかどうか】に魅力を感じていて、ストローガイドシステムの長所を知ってるが故に、子供のような好奇心を抱きつつ使わせていただく運びとなりました。
 

 

 
主な釣行場所は堤防・テトラ帯・サーフ。 イワシが接岸してくる時期に使用しました。 初めに試投した日は向かい風6m。失速もトラブルも覚悟の上での気象条件。このロッドを使用して程なく、とある事に気付きます。【鉄板ルアーが殆ど回転しない】のです。頭が???になりました。デイゲームアングラーの最大の悩みでもある。キャスト直後からルアーの回転から始まり、その後ラインがフック拾うという現象がほぼないのです。 それはこの釣りをしていく以上、【絶対に不可避】だと思ってたトラブルを、19個のストローガイドシステムの恩恵でミスキャストを確実に減らせてしまっています。鉄板ルアーをシングルフックに交換すれば、更にトラブルがなくなり、フック絡みによるロスキャストはほぼ無くなりました。このアドバンテージはデイゲームアングラーにとってはとても価値があるのではないでしょうか。
 

 
初速が出せる張りのあるパワーロッドであれば鉄板系ルアーが回転し難いのは知っていましたが、同時に欠点もあり、張りが強いが故に小型細軸フックとの相性が悪く、バラシやフックが耐えられずに伸びたりと、全体的な調和が取れないのが現状でした。しかし、このロッドで0.4〜0.8のPEラインを扱うにあたり、ロッド全体が素直に呼応してくれるので、フックに負担をかけずバラシ率を軽減できます。ただただ驚くのはその汎用性で、一つの現場で出来る事が多いのがこのロッドの最大の魅力かもしれません。 釣行時に気象条件を選べないからこそ、PEの可能性に向き合って考えられたストローガイドシステムは、まさに未来のガイドシステムだと感じています。
 
しかし、 この【Staccato101LMS-HX】はあくまでメバルロッドです。小型フックが扱えたり、喰わせが良かったり、バラシが少ないといった恩恵はあれど、堤防ならいざ知らず、テトラ帯などで大型魚が掛かった場合は強引に浮かすのは容易ではないため、ランディング難所ではレバーブレーキスピニングリールを推奨します。(私はシマノのエクスセンスC3000HMGに0.6〜0.8号を使用)
 
レバーで魚をコントロールしながらキャッチのタイミングを見計らって使う事により、汎用性の高い【Staccato101LMS-HX】をより楽しめると感じました。
 

 

 

 
喰わせを優先させてもキャッチできなければゼロ。 キャッチできるタックルでも喰わせられなければゼロです。
 
そこに道具を扱う側のスキルが乗っかる事により、不可能が可能になってくる。 道具の進化の先にワクワクとドキドキがアップデートされる。そんな楽しさを教えてくれる次世代ロッドです。

 
 
 
 

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