2025.04.03
カテゴリー: Harmonix Stiria
こんにちは!前野慎太郎です。
今回は現在開発が進行しているライトゲームロッド【Harmonix Stiria Cuarzo70】をご紹介致します。
このロッドは元々激流域でのアジングを想定して開発が進められました。そのため、重ためのリグを使ったボトム操作に特化しています。
とはいえ、触った感じは強竿といった印象は全くありません。むしろ柔らかくソフトなソリッドティップは0.6gのジグヘッドでも扱いやすく、ベリーからバット部も若干強いかな?と感じるか感じないか程度の丁度いいパワーでした。
特徴的な部分としてストロ-ガイドセッティングが挙げられますが、細いPEラインとかなり相性が良いように感じます。
特に私の釣るエリアは激流ディープが多いのですが、冬から春先にかけての強風はライトゲームにとって天敵ですよね。もちろんラインスラッグが0になるわけではありませんが、竿先を水面に近づける行為は皆共通のはず。その際に明確に違いを感じることができます。
褒めてばかりは好きではないので1つデメリットを上げるとするならば、暗闇時、強風時にラインブレイクした後、ガイドにラインを通すのは通常ガイドセッティングより面倒です。正直…めちゃくちゃ面倒ですが、一日のうちのラインブレイクの数を考えるとまぁ許容範囲かと。
実際にラインを通していると、こんなにも通常セッティングと異なるのか!と実感するはず。そしてその実感は、確実に明らかな違いを生んでいるのです。
さて釣果のほうですが、今シーズンのメバルは厳しい!と言われる瀬戸内界隈にしては、今のところかなり恵まれた釣果です。
ジグ単、プラグ、キャロを使い分けて釣りをしていますが、これまでキャロに丁度いいライトゲームロッドがTULALAにはあまりなく、既存ロッドを改造して使っておりました。
ですがStiria Cuarzo70はキャロがとても扱いやすく、ジグ単、プラグもばっちり!スズキや真鯛、アコウなど、強め大きめのゲストフィッシュが来ても安心です。
感度の良いロッドで3g∼7g程度のキャロでボトムすれすれを流し、小さなあたりをカツーンと掛けに行く…最高の瞬間ですね。
Stiria Cuarzo70は今年中に発売予定です。楽しみにされている方もおられると思いますが、もう少々お待ちください!
タグ: Cuarzo70 / HarmonixStiria / メバル / ライトゲーム / 前野慎太郎