2021.04.30
カテゴリー: TULALA TRUITE(ツララトリュテ) / スタッフレポート
こんにちは!今年からツララスタッフとして活動させていただく事になりました北海道の小川義行と申します。
今後ともよろしくお願い致します。
現在、TULALAのトラウトブランドのTRUITE(トリュテ)でビッグトラウト用の6フィートのロッドを開発中です。
不意の大物ではなく最初から大物狙いのトラウトヘビーロッド。
ブラウントラウトは70センチを超えてくると口が異様に硬くなります。
フッキングで運良く歯と唇の柔らかい所やカンヌキにフックが刺さってくれれば問題ありませんが、口の中でフックがかかると中々フックのフトコロまで刺さり切らずに針先しか刺さってない事も多いです。
そんな状態でローリングや首振りなどされるとアッサリとバレてしまう事があります。
大きなブラウントラウトがバイトしフッキングした後にすぐバレてしまう事があればフックがちゃんと刺さってない事を疑った方がいいかもしれません。
60センチ代ではあまり感じた事がありませんが、70センチを超えると本当に口の硬さを実感します。
Clerus60はそんな口が硬い大物でもフッキングが可能。
ニジマスは比較的フッキングが決まりやすいと感じていますが、ニジマスに対してもフッキングでフックのフトコロまで刺さるのでジャンプされてもバレづらいです。
そして渓流域でも8~14グラムのルアーを軽快に操作でき、リフトアンドフォールも気持ちよく行えるような強さを求めました。
結果として約21gあるジョインテッドクロー128も扱える強さとなりました。
アベレージが40センチ前後のフィールドでは必要のない強さです。
キャストも8グラムから14グラムくらいが気持ちよくピン撃ちをする事ができるでしょう。
使いこなせるようになれば5グラム前後も充分キャスト可能です。
この仕様は完全に私の我儘でClerus60はあくまで60センチ以上のビッグトラウトを渓流や中流域で本気で狙っている人に使ってみて欲しいロッドとなっています。
写真のプロトロッドの表記はLとなっていますがMLに変更予定です。
完成&リリースまでもうしばらくお待ち下さい。
タグ: Clerus60ML / クレールス60ML / 小川義行