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2021.09.13

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【インタビュー記事】パナリ Kurusuma(クルスマ)S79GT、Takidun(タキドゥン)S82BF エスケープ × 前野慎太郎【告知アリ】

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こんにちは、前野慎太郎です!

これまで2度にわたってパナリシリーズの由来・クモマS80MTの紹介をさせて頂きましたが、今回がひとまず最後の紹介記事となります。
内容はタキドゥンS82BFクルスマS79GT
どういったロッドに仕上がっているのか、聞くのが楽しみですね。
さっそく開発者の石垣島ガイド【エスケープ】代表の山口克也さんにインタビューしてみましょう!

 

 

 

 

 

ーー今回も宜しくお願いします。前回はパナリシリーズのコンセプト、そしてクモマS80MTの解説をありがとうございました。
さて、今日は前回紹介しきれなかったタキドゥンS82BFクルスマS79GTについて詳しく紹介して頂ければと思います。
まずはタキドゥンS82BFですが、こちらはどのようなロッドとなっているのでしょうか?

 

 

 

 

山口:タキドゥンS82BFはカスミアジをメインターゲットに想定して開発しました。TULALAにはバリトーノ80というタマン用のロッドがあるのですが、バリトーノ80をカスミアジ相手に使用すると少しパワーに不安があります。かといってGTロッドでは強すぎるということで、タキドゥンS82BFの開発がはじまりました。よく使うルアーは40~60g程度。パワー帯は、パナリシリーズの3モデルの中では最も柔らかいモデルとなっています。

 

 

山口:カスミアジはヒラアジ系の魚の中でも特に動きが早く目が良いようで、ルアーを食ってくる前に途中で帰っていくことが頻繁にあります。そのため、繊細ながらもシャープにルアーを動かして見切られる前にバイトさせないといけません。食わせた後はその強烈な引きに耐える必要があるので、繊細さとパワーを兼ね備えたロッドが必要となります。

 

山口:その点パナリシリーズはロッド全体をフル活用できるため、繊細さを残したままカスミアジの引きに対抗できるパワーを持たせることができました。リーフでカスミアジを始めとした中型の魚を釣るために必要なスペックを完璧に備えたロッドが出来上がったと思います。

 

 

 

 

 

 

ーーなるほど!南方の大きな魚を想像すると、どうしてもGTなどが思い浮かびますが、カスミアジやフエフキ系など、中型の魚を狙うのにタキドゥンS82BFのようなロッドがあると更に釣りが楽しくなりそうですね。ありがとうございます。
さて、ついに3本目のロッドとなります。クルスマS79GTのご紹介をお願いします!

 

 

 

山口:はい。クルスマS79GTはその名の通りGTを釣るために開発したロッドです。
前回の記事でクモマS80MTというもう一本のGTロッドを紹介しましたが、クモマS80MTは体への負担を抑えて、より操作性を重視したロッドでした。

 

山口:それに対してクルスマS79GTは、おそらく皆さんが想像するGTロッドに近いであろうスタンダードなGTロッドとなっています。使うルアーは100~120g程度が多いです。当然パワーもクモマS82MTより強力となっているので、より大きなルアーを投げることが可能ですし、40キロを越えるような大きなGTと真っ向勝負できるスペックとなっています。

 

 
山口:あえて付け加えさせて頂くならば、やはりクルスマS79GTパナリシリーズ共通のコンセプトである「ロッド全体で受け止める」ロッドであり、感覚的には曲がるロッドです。

 

 

 

山口:ルアー操作も優れていますし、無駄な部分は削り落として限界まで操作性の向上に努めました。僕が八重山で培ってきた経験を注ぎ込んだ最高のロッドになったと思います!

 

 

 

 

ーーありがとうございます!パナリシリーズ全般に当てはまることですが、こだわりが詰め込まれた熱いロッドということがひしひしと伝わってきました。僕もパナリシリーズで、八重山諸島のパナリに潜む魚たちに会いにいこうと思います!!

さて、これで質問は最後になりますが…これからパナリと共に思い出を作っていく方々に向けて、山口さんとあいちゃんからメッセージをお願いします!

 

 

山口あい:「パナリ」とは小川さんの説明の通り、八重山の離れ小島が由来です。ですが、パナリシリーズは八重山諸島専用ではありません。誕生したキッカケが八重山諸島なのです。

八重山生まれのパナリシリーズが皆様の相棒となり、八重山諸島だけでなく様々な地域のパナリで、それぞれの思い出を作る立役者になってくれる。そんなシリーズになってくれれば、開発者としてこれほどうれしいことはありません。
皆様がパナリシリーズと共に最高の思い出を作って頂けることを願っています!

 

 

ーー山口克也さん、あいちゃん。本当にありがとうございました。

3回に渡って実際に開発に関わった方々にインタビューさせて頂きましたが、僕が想像していたよりも遥かに強い思いと情熱が込められたシリーズだという事を実感できました。真っ青な海でこのロッドを振りながら、魚や八重山に想いを馳せるのも良いかもしれませんね。
パナリシリーズが気になっておられる方、そしてこの記事を読んでいただいて、パナリシリーズやオフショアキャスティングゲームに興味を抱かれた方。
是非パナリシリーズを持って、色んな海やパナリを旅してみてくださいね♪

 

 

 

 

 

 

【Panari TakidunS82BF(パナリ タキドゥンS82BF)】

 

 



●全長:8.2フィート
●継数:2本(ワンアンドハーフ)
●仕舞寸法:161cm
●PEライン:3~4号
●キャストウェイト:25~100g
●自重:約309g
●定価:61000円(税抜)
※ストローセッティング搭載モデル

 

 

 

 

 

 

【Panari KurusumaS79GT(パナリ クルスマS79GT)】

 

 

●全長:7.9フィート
●継数:2本(ワンアンドハーフ)
●仕舞寸法:140cm
●PEライン:6~8号
●キャストウェイト:60~200g
●自重:約373g
●定価:65000円(税抜)
※ストローセッティング搭載モデル

 

 

 

パナリシリーズ
本日より全国の釣具店様より予約受付開始です♪
製品ページも追って公開予定!お楽しみに♪

 

 

 

過去記事リンク

【インタビュー記事】新シリーズ「Panari パナリ」の由来 小川健太郎 × 前野慎太郎
【インタビュー記事】パナリ Kumoma(クモマ)S80MT とは? エスケープ × 前野慎太郎

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