2021.09.03
カテゴリー: TULALA TRUITE(ツララトリュテ)
こんにちは北海道の小川です。
いよいよTRUITE(トリュテ)Clerus60(クレールス60)の予約が開始されております。
ロッドを触る事なく、曲げてテーパーを確認する事なく予約というのは非常にハードルが高いと思っていますが、それでも既に予約している方がいたとしたら感謝以外何もありません。
ただ、ひとつだけ言っておきたいのはトラウトロッドとしては予想よりも2段階くらい硬いと思っておいて下さい。
6フィートでも本流用の14グラムのルアーを普通にキャスト、そして軽快にアクションを入れる事ができる強さとなっています。
更には21グラムあるジョインテッドクロー128にウェイトを貼ってもキャスト可能です。
ターゲットとなるトラウトのサイズは少なくとも60センチ、メインで狙いたいのは70センチオーバーのブラウントラウト、ニジマス、アメマスとなります。
オープンウォーターであればここまで強いロッドは必要ないと思いますが、カバー周りに潜んでいる老獪なビッグトラウトを引き剥がすパワーと、再度カバーに突っ込ませずに曲がって耐えれるベリーとバットを求めました。
前にも書きましたが、最初にプロトを触った時の感想は硬すぎる・・・でした。
クレールス60の初期プロト。
製品版はアクション表記が「ML」になっています。
しかし実際に使ってみると、現在のベイトフィネスリールを使えば5グラム程度からでもバックハンドでピン撃ちが可能です。
但し、これは誰にでも簡単に5グラム程度も投げれるというテーパーではなく、慣れや技術的な部分も必要となります。
5グラムが難しい場合は7グラム以上、できれば10グラム前後を使って練習してみてください。
テイクバックでしっかりとロッドを曲げてフォロースルーでちゃんと狙いを定めれば、思った所にルアーが飛んでいくようになると思います。
そして60や70クラスのトラウトがヒットすればしっかりとベリーが曲がってくれて、ビッグトラウトのヘッドシェイクやローリング、そしてダッシュに耐えてくれます。
自分にあったロッドを使うという考え方もありますが、逆にロッドに自分を合わせるという考えた方もあります。
突然、得体のしれないビッグトラウトにガツン!とルアーをひったくられて何もできずに完敗し悔しい思いをした経験があるような人は、ラインの太さ、そしてロッドの強さを今一度是非考えてみてください。
今まで河川で70センチを超えるブラウントラウトを狙い続けキャッチしてきた経験から導き出された私なりのひとつの答えが、この
Clerus60になります。
デリバリーまでもうしばらくお待ちください。
タグ: Clerus60ML / クレールス60ML / ツララトリュテ / ブラウントラウト / レインボートラウト / 北海道 / 小川義行