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2023.06.19

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「BrkFree Glutton C86Mガイドセッティング“ストローセッティングHD”とは」

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先週末よりツララオンラインストアにて受注が開始されている「BrkFree Glutton C86M」
既に多くのお客様にご注文頂いており、着々と生産準備が進められております。
ご注文頂いた皆様には深く御礼申し上げます。
 
さて、この「BrkFree Glutton C86M」というロッド。
琵琶湖のおかっぱりシーンから発祥し、「PE専用長尺バスロッド」という異端のカテゴリでの最適解を目指して、長年テストが続けられていたモデルです。
 
ビッグバスのトルクあるファイトに対峙し、かつロングキャストを可能にする長尺ブランクが大きな特長のひとつですが、その特長を活かす要因として「ストローセッティングHD」システムを搭載しているという点が挙げれらます。
 

 
※ストローセッティング全般の特長に関しては、先日のブログで公開されております。
【公式】“ストローセッティングの秘密” 圧倒的なメリットをご説明します!
 
 
 
【ストローセッティング”HD”システムの特長】
まずは、見た目でもハッキリと分かるバット部のガイド設計。
 

 
上の写真にある、リール側より数えて4個目のガイドが、ロッドをベンディングさせた時にラインがしっかりと乗る「バットガイド」の役割を果たします。それより手前3つのガイドは、リールから放出されたラインが、ブランクに対して並行な角度を極力保ちつつバットガイドへ通す為に配置されたガイドです。
この3つのガイドですが、ストローセッティングHDシステムではリールに一番近いガイドを「エントランスガイド」と名称し、その先二つを「チョークガイド」として考えております。
 
また、この3つのガイドに関しては、キャスト時のライン放出において妨げにならない位置に設計されています。
エントランスガイドとチョークガイドにより真っ直ぐにされたラインは、バットガイド、後に続く小口径のガイドを通り抜けていきます。
PEラインは特性上、糸グセというものが付かないので、ラインは真っ直ぐのままバタつかずにスムーズに流れ出ていきます
 

 
リールのレベルワインドに対し、エントランスガイドとチョークガイドを極端に近くすることにより、バットガイドは小口径でも機能するようになります。これも、ストローセッティングHDシステムの特性です。
バットガイドをブランクの根本に配置出来るので、バット部分までしっかりとラインが乗った状態を作ることが可能となります。
これら「エントランスガイド」「チョークガイド」「バットガイド」の緻密に計算された設計が、ストローセッティングHDシステムの根幹を築いているのです。
 
 
 
キャスト時の性質
キャスト時は、ラインが放出されるほどエントランスガイドやチョークガイドへの角度が下がっていきます。それにより、ルアー飛行中の後半になればなるほど、ラインが真っ直ぐとなり、ガイドに対するテンションが解放されていく、という仕組みです。
 

 
リーリング時の性質
今回のようなベイトロッドでのストローセッティングHDシステムの場合、巻き感度の向上は大きな特長のひとつです。
竿先からの糸フケは任意でコントロールできるので、たるみを作りながらも最適な巻き感度を得ることが可能となります。
 
 
 
以上の事が、「快適な操作感」「遠投性能」「対象魚のMAXクラスと対峙できるパワー」をいう、ロッドに本来求められている性能を最大限に引き出す要因となっているのです。
 
今後も「ストローセッティングHD」システムを搭載したロッドが登場してくると思いますので、検討の際には、この解説を参考にして頂ければ何よりです。
 
また「BrkFree Glutton C86M」は今月23日まで受注予定となっております。
ストローセッティングHDシステムの特長を最高に体感できる一本ですので、皆様是非チェックください!
「BrkFree Glutton C86M」商品ページ

 

 

 

 

 

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