2023.03.07
カテゴリー: Monstruo(モンストロ)
週1回、良くて2回ペースという限られた釣行回数の中で、驚異的なサイズのブラックバスの釣果を安定して叩き出す
【KENTAピーターNAKAGAWA】(中川絢太)。彼のスタイルは、琵琶湖エリアを中心に多くのウィークエンドアングラーの心を掴んで離さない。今回は、そんな彼のボートに乗り込んだ際のワンシーンをレポート。
この日は、雨微風→凪→昼から風、といった天気予報。なので、荒れたら切り上げという短時間制限付きでの出船となった。
雨風が吹きつける朝のタイミングは、おなじみのコイケフルキャストで50アップをキャッチ。しかし、散発的な反応に見切りを付けたピーター氏は、雨が止んだ一瞬の凪間に移動を決断。経験と感覚を頼りに選定したエリアを、スイムジグで幅広くチェックしていくことに。
ひと流し目。ポイントに着いて早々、「食った」の一言からワンテンポ遅れてアワセを入れるピーター氏。大きく曲がったロッドは、先ほどの50UPよりも激しく魚に攻められている。しかしながら、数十秒で上がってきた魚体は、抵抗虚しくネットの中に納まることとなった。
61cm、春らしい綺麗な体型のビッグバスだ。世界一のブラックバスを生んだ湖のポテンシャルは、未だに衰えていないと感じた。
タックルは、ピーター氏プロデュースの「モンストロ”コンセプトディストラクション”71HRC」。それにノーマルギアベイトリール、ルアーは言わずもがなスイムジグだ。10年以上前、スコーンリグ(スイムジグ)特化として産声を上げたこのロッドは、月日が経った今も色あせず、唯一無二の存在感を放っている。厳しいと言われる昨今の琵琶湖や全国のブラックバスシーンにおいては、今でこそ必要となる一本なのかもしれない。ウィードカット性能とフッキング性能、ファイト時のバラシにくさ、トータル的にもスイムジグゲームをやるにおいては、正に最適解と言わざるを得ないロッドだ。
北寄りの風が船の上を撫でた時、「アカン。帰ろか」と一言。その合図でマリーナに引き返した。早めの判断のように思えるくらいが実は正しい。荒天は、ボートフィッシングにおいて最も命取りである。
さて、スイムジグの威力はどうやらこの春も健在のようです。巻きの感覚が消えたり、「スコッ」と気持ち良く入るバイト出たり、多彩なバイトが出るうえにフッキングがこの上なく気持ち良いスイムジグゲーム。この感覚を味わってしまうと、一日一回だけでもいいから味わいたくなる。そんな中毒性がありますよね。このプリスポーンシーズン、皆様どのような釣りで楽しまれる予定でしょうか。ビッグバスに備えてモンストロシリーズも大量出荷完了。皆様の思い出に残る魚との出会いが、モンストロと共に果たせますようにお祈りしております。
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