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2025.06.02

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【STAFF】清掃活動と釣り場の環境についてby 出口史朗

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ブレイクフリーの出口史朗です。

今回は製品の紹介ではなく、琵琶湖周辺のボランティア活動についてご紹介します。
少し耳の痛い話もありますが、読んでいただけると幸いです。

私のほか、モンマジさんなどは自分が通うフィールドの清掃活動へとよく参加しています。
自分の場合は『淡海を守る釣り人の会』という、フィールドの清掃活動を目的とした会に参加していて、清掃活動を通して県議会の方や市議の方、市長、その他様々な方々と意見交換をする機会があり、現状や釣り人としての想いなどを伝える一助になっております。

GW最終日には会の仲間数人と、多くの釣り人が訪れるエリアでの自主的なゴミ拾い、また先日はセブン財団との連携でのセブンの森清掃活動へと参加して来ました。
セブンの森清掃は初回から参加していますが、長年の努力でかなり漂着ゴミが減ったと実感しています。
団体を上げてモラルマナーの向上を発信し続けた成果も、少しずつ出ているのかもしれません。

 

 

全国どこのフィールドでも、その土地を愛する方々の努力により、釣りが出来る環境が残されているに過ぎないと改めて思います。

モラルマナーの話とは少し違いますが、たとえば私が遠征者として通う土地である「高知県」のお話。
高知県には、全国のアングラーを魅了して止まない「アカメ」という魚が生息しています。
18年ほど前、同じくアカメの生息する宮崎県で希少種保護条例によってアカメの採捕が禁止になりました。それを受けた高知のアカメ愛好家諸氏が立ち上がって、
行政を巻き込んでアカメが沢山いる事を証明し、アカメを狙えるフィールド、アカメ釣りという文化を守った経緯があります。

突然、愛する魚を釣ることが出来なくなった宮崎アングラーの無念さたるや、計り知れません。
それを目の当たりにした高知のアングラーが、未来にアカメ釣りを残そうと動いた結果、今があるわけです。
自分も当時ミーティングなどに参加し、今でも繋がりある友人などに出会いました。
そこに集まる圧倒的な熱量と目的を持った人たちに多大な影響を受けたように思います。
それぞれの地域にその場所を守ろうとしているアングラーがいて、裏で人知れずコツコツと努力を積み重ねる。
私の通うフィールドでも清掃活動を通じて、フィールドを愛してやまない人たちが集まってきています。
なので、出たゴミは持ち帰る、夜の騒音や駐車スペースに気を付けるなどの配慮を、人として忘れないでいきたいですよね。

 

 

釣りって、色々なことを積み重ねて魚と出会う趣味ですよね。
清掃活動もしかり。その方がより、出会った時に記憶に残る素晴らしい魚になるんじゃ無いかな、と思うわけです。

自分も、この文を読んだ方々も、長く釣りを楽しむために。
長々と啓発的なブログになりましたが、次回ブログでは釣果報告をしたいですね。
よろしくお願いいたします。

 

 

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