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2023.08.04

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【STAFF】マレーシア釣行記.Vol2「都会ネイティブ&釣堀巡り」by岡林 弘樹

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前回の釣行記はこちら。

【STAFF】マレーシア釣行記.Vol1「出国」by岡林 弘樹


 
マレーシア滞在二日目。この日は、クアラルンプール近郊にある有名な湖にピーコックバスを狙いに行くことになりました。
 
ピーコックバスとは、南米原産のシクリッド科キクラ属の魚で、マレーシアでは移入され多く分布している。トーマンと並び、非常にポピュラーなターゲットである。聞くと、種としては中型のオセラリスがメインとなるが、大型になるテメンシスが生息するフィールドも他にあるらしく、まれに特大サイズの釣果も見かけるとのこと。
 
僕自身、この湖は2018年に一度訪れており、その時にもピーコックバスを狙って同じようにボートを浮かべたことがあります。この5年でどのようにフィールドが変わっているのか、楽しみな気持ちと不安が入り交ざります。滞在するホテルから車を走らせること30分で湖に到着し、我々は早速ボートに乗り込むことにしました。
 

 
湖畔ではレンタルボートを借りることが出来るようです。午前中はそれを利用し、相方のビックリマン高田に操船をお願いして釣りをすることとなりました。午後からは、この湖の最強ガイドマン、通称「アンクル」の船に乗せてもらう予定です。
 

 
湖岸は、茂みがあったり家があったり工事現場があったりと風景がコロコロ変わります。5年前に来た時も、湖岸が埋め立てられて狭くなってきていると聞かされていましたが、今回は更にそれが進んでいるような気がしました。旅先の風景も一期一会。同じ景色は二度と味わえないものですね。
 
朝一番、チラホラと見えるピーコックバスのボイル。ミノーを通すと気持ち良いアタックが一回あったものの乗らず。その後、何度かバイトを貰うことが出来ましたが、キャッチには至らず午前中が終了となりました。
 

 
午後からはアンクルにお世話になり、再び湖上へ。どうやら1cmくらいのマイクロベイトに固執しているらしく、極小ワームやフェザージグのダウンショット(またはキャロ)に反応が出やすいとのこと。やべぇ、そんなの持ってきてないぞ・・・と思った矢先、ボックスからチョロンと出てきたのはグラスミノーのSSサイズ。なんでこんなところに居るんだ!と思いましたが、確実にこの状況ではマスト。打破出来るのは君しかいない!
 

 
という事で、マレーシアの釣具屋で昨晩に買っておいたマス針とナス型オモリでダウンショット完成。フックのサイズなどはもはや関係ないのです。
 

 
これがまぁ、割と救われる形となり、今日一本目のピーコックバスをキャッチ。夕マズメに入ったシャローエリアでは、スクールが回ってきたのか連発モードとなりました。この湖にしては良型である35cmほどのピーコックバスもキャッチできました。
 


 
実際、アジアの都会近郊では日本よりハイプレッシャーなエリアは多く、想像以上なフィネスを強いられるパターンも多々あります。そんなときの為に作られた「ルーツS56UL」「ルーツC60UL」今回もキッチリ活躍してくれました。
 

 
終わりよければ全てよし!といったピーコックバス釣行。この魚の顔を久々に見られたのはとっても嬉しく、ようやく海外釣行が出来るようになったなと感慨深くなりました。
 
 

 
余談ですが、この湖の近くにあるチキンライスのお店がとんでもなく美味しかったという話。東南アジアでチキンライスは外せない料理ですが、やはり名店の味は別格です。チキンがジューシーで米の炊き加減も最高。1人前の料理は、もはや飲み物のごとく吸い込まれていきました。

 

 

 
 

マレーシア三日目。この日は夕方からボルネオ島に移動の予定となっている為、空いた時間の午前中だけ釣り堀で遊ぶことにしました。マレーシアでは有名な巨大グルーパーの釣り堀に向かう我々。この看板を見て「懐かしい!」となったアングラーもおられるかと思います。ちなみに、僕自身初めてのグルーパー掘なので、期待に胸躍りながら中に入ります。
 


 
平日ともあり、人が少なくて良い感じです。しかし、野良も含め沢山のワンちゃんが居るのでドキドキしてしまいました。個人的に、ワンちゃんはとても大好きなのですが、海外のワンちゃんは僕の事がすごく嫌いのようで、本当に何もしていないのに襲われた経験が何度もあります。愛らしいワンちゃんは見ているだけでも癒されますが、野良犬は特に狂犬病などのリスクもありますので、注意するのに越したことはありませんね。
 
今日はエサ専用の釣り堀で遊ぶこととなりました。ウキ仕掛けに魚のブツ切りを付けて落とし込むと、シューっとウキが走っていきます。
 

 

多少抵抗したあと、すんなり寄ってイケスイン。釣れてくれたのは、巨大グルーパー掘の”中型グルーパー” 15kgくらいでしょうか。ロッドは、密かに進行中の「ルーツC79XXXHC」というぶっこみ釣り専用モデル。こちらはまだまだテスト段階ですので、お目見えは随分と先になるかと思います。空き時間で「チョット間」釣り堀ゲームは、最高に楽しいアクティビティになりますので是非オススメです!
 

 

またまた余談ですが、クアラルンプール最終日は都心部メインエリアを散策してみました。もはや大復活状態の賑わいを見せており、非常に楽しい空間が広がっておりました。蒸し暑い夜に、屋台で飲むビールは最高ですよね。こんなアジアンエキゾチックも旅の楽しみのひとつですね。皆様も訪れた際には是非足を運んでみて下さいませ。

 

 

今回、クアラルンプールで過ごした時間は非常に有意義なものとなりました。次に向かうのはボルネオ島、モンスタートーマンの生息するエリアです。今回の全日程でのメインディッシュとも言える釣行。文章も写真もマシマシですが、ご容赦頂ければ幸いです。ではまた!
 
 

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