News

2022.06.13

カテゴリー:

【STAFF】サーフのオールラウンドロッド 「スタッカート102」の誕生秘話!byモンマジ

1655082305489

こんにちは!TULALA静岡スタッフのモンマジです!

ワタシがメインフィールドにしている駿河湾では4月中旬からカタクチイワシが接岸し、中・大型青物が釣れだします。

そしてまさに今!夏の使者ともいえる小型回遊魚も釣れだして、いよいよ本格シーズンに突入し始めました。

横に長い静岡県は、西の遠州サーフ、東の富士・沼津サーフ、そして真ん中の三保・静岡・焼津サーフが大まかなポイントとして挙げられます。

広大なサーフフィールドゆえに狙えるターゲットは無限大!

 

 

特にショアキャスティングの青物で言うと、非常に長い釣期となります。

具体的に言うと、4月中旬からイナダ(ハマチ)、ワラサ(メジロ)、ブリクラスが釣れ始め、6月~10月中旬ぐらいまで夏の使者である手の平サイズ~50センチの青物がメインとなり、その後11月以降からワラサ(メジロ)ブリ、そしてサワラがメインターゲットとなり、極寒期の2月まで釣れ続く実にロングランな釣期となります。

 

そんなフィールドで誕生したロッドがスタッカート102。今回はこのロッドの誕生秘話的な話をしたいと思います。

 

 

私がショアジギを始めたのは30年くらい前になりますが、当時ショアジギロッドはおろかPEラインすら無く、シーバスロッドでメタルジグを投げて青物を釣る時代でした。

シーバスロッドは優秀なので、今でも代用してる人は数多くおられると思います。

しかしシーバスロッドでは青物相手だとパワー不足を感じることがあり、特に深場(ボトム付近)からのリフトアップが厳しく、時にはロッドのパワー不足によりノサレることも。

逆に、その後登場するショアジギングロッドは比較的固めのものが多く、小さいジグを投げにくい、ラインが細いとアワセ切れしやすいといったデメリットもありました。

また強い竿で強引にファイトするので、魚も引っ張られた分暴れます。

すると駿河湾特有のドン深サーフのブレイクにラインが擦れて切れてしまうことも。

そういった経緯もあり、サーフで使用する理想のロッドを求めるようになります。良さそうなものがあれば購入して試しましたが、中々理想のロッドに巡り合えないまま月日がたっていきました。

 

そんな中、ふとしたきっかけでTULALAからサーフのキャステイングロッドを制作する企画を頂いたのです。

その時に私がTULALAに伝えたのは『シーバスロッド以上、ショアジギロッド未満の竿』でした。

 

釣り場はサーフメインの想定で小磯場なども視野に入れて、30~70g程度のジグや12~14cmのプラグを想定

ロッドアクションはジグならワンピッチジャークやロングジャークを想定。(結果、ミノーのジャークやダイペン・ポッパーも扱いやすくできました

ロッドの長さを10.2ftにしたのは、長年の経験上これが長時間振り続ける限界の長さであり、かつサーフゆえに荒れた波をかわすために必要な長さだからです。

 

 

その他、スタッカート102の特徴といえば・・・

・ロッドの長さを活かしてシナリを意識したキャストがしやすい。

・長い釣期の中で、ブリサイズから30㎝のも満たないワカシ(ツバス)までヒットするので 大きな魚から小さい魚でも楽しめる。

・魚のサイズが大きいと硬いロッドでは人間への負担が大きくなりノサれるが 、ロッドが曲がってくれることでノサれにくい。

・突然のヒットや近距離でのヒットでも、リールのドラグより先にロッドが曲がることで ラインの高切れ(アワセ切れ)を軽減し、フックも伸びにくい。

・沈み根でPEラインが擦れた時にガチガチのロッドより切れにくく、リールのベールを返して対処する余裕ができる。

・波裏、波打ち際の攻防(ランディング)で、ロッドが常にラインテンションを保ってくれるのでバレにくい。

といったところでしょうか。

車でいうと、ロッドがショックアブソーバーやサスペンションの役目を果たしてくれるのと同じですね(笑)

 

ワタシが長年探し続けてきた柔よく剛を制すロッド。それを形にしたのがスタッカート102なのです。

 

ビッグプラグには不向きのロッドですが、30~60gのジグやミノーをキャストし、軽快に操作できるロッドになりました。

このあたりのルアーを操作できるロッドなので、必然的にあらゆるターゲットを狙えるロッドになります。

 

 

ブリやカンパチ、サワラなどの青物に限らず、ヒラメやマゴチ、チヌやシーバスが混じるサーフのキャスティングゲームがメインのロッドです。

その他、ヒラスズキを狙う磯からのキャスティングゲームから超遠投のエギングなど、様々なロケーションで最高のパフォーマンスを発揮してくれるロッドです。

そして、ストローガイドセッティングによりガイドへの糸絡みのストレスフリー!

広大なサーフは思いきりロッドを振れるので、より一層ストローガイドセッティングの良さを体感できることでしょう。

皆さんも、硬く強いキャスティングロッドとは対にあたる「柔よく剛を制す」スタッカート102を是非使用してみてくださいね!

 

 

 

タグ: / / / /

TOP

Concept

Concept

Product

Product

Field Staff

Field Staff

Movie

Movie

About

About

Contact

Contact

Q&A

Q&A