2022.07.06
カテゴリー: TULALA TRUITE(ツララトリュテ)
【STAFF】ツララトリュテ Newベイトモデル開発スタート! by小川義行

こんにちは!TULALA北海道スタッフの小川義行です。
今年はついに念願だったトラウト用ベイトロッド5.10Lの開発がスタート致しました!
北海道は本州とは違い、釣れるトラウトのアベレージサイズが40センチという河川が多くあります。
そして時には50センチや60センチを超えるトラウトもヒットする為、ULというパワーでは力不足を感じる場面があります。
オープンウォーターであればランディング率も悪くないと思いますが、倒木や岩などが絡むポイントではイワナやヤマメ向けのロッドとラインシステムでは太刀打ちできない事もしばしばあります。
更に8グラムのスーパーシンキングミノーや9センチ10グラム程度のフローティングミノーが効果的な場面もあり、少し強めの40~50センチクラスのトラウトをメインターゲットとしたロッドの必要性をずっと感じていました。
実際にTULALA代表の小川健太郎氏からTULALA TRUITEの話を頂いた際、真っ先に私が提案した番手でもあります。
制作していくにあたって先にクレールス411ULとクレールス60MLの開発が先になりましたが、ついに5.10Lの開発に着手する事になり、念願だった妻の小川貴恵と共にテストを進める事ができ、本当に感無量です。

クレールス60MLは、70オーバーのビッグトラウトをメインターゲットにした為に必要とする人が限られますが、北海道には先述したアベレージサイズが40センチ以上の河川が多くあり、5.10Lは是非そんな北海道のトラウトアングラーにも使って頂きたいと願っているロッドとなります。
使用ルアーウェイトは4グラム程度から14グラムまで。
魚のサイズは30センチ程度から40~50センチをメインとして、60センチクラスがヒットしても柔よく剛を制する事ができるロッド。
グリップはシングルハンドでのキャストがメインとなり、時としてダブルハンドでのキャストも必要になるのでセミダブル。
ロッドのレングスを5.10としたのは、川幅が2メートルもあればバックハンドキャストで問題なく攻める事が可能であり、且つちょっとした中流域まで使えるようにするため。
そんなワガママをたくさん詰めこみ、北海道でよく狙う事ができる30~50センチクラスのトラウトをターゲットとしたトラウトルアーフィッシングを遊び尽くせるバーサタイルなロッドを目指します。
また、最終的に本州でもニジマスやブラウントラウト、サツキマスやサクラマスを中流域までで狙うロッドとしてもおすすめできるモデルを目指していきたいと思います。
妻と2人で開発テストをしておりますので、今後は妻も5.10Lについてブログを更新して行くと思います。
お互い釣りに関しての視点や考え、使用するルアーやラインシステムも違うところもあり、多方向からこのロッドをテストする事が出来ます。
そんな2人の考えと釣果を合わせて、5.10Lをしっかり使い込み発信していきたいと思います。
どうぞお楽しみにしていてください。
タグ: TULALATRUITE / ツララトリュテ / トラウト / 北海道 / 小川義行 / 渓流