2022.05.23
カテゴリー: Routes(ルーツ)
皆さんこんにちは!最近は渓流ルアーにハマりつつある前野慎太郎です!
渓流ルアーってなぜあんなに魅力的なんでしょうか?見ているだけで楽しくなってきますよね!
今回はそんな渓流ルアーを持って、中国地方山間部の渓流へ足をのばしてきました。
使用ロッドは現在開発中のパックロッドシリーズ Routes-ルーツ から、Routes S56UL と Routes C60ULをチョイスしました。
ちなみにTULALAの渓流ロッドといえば、今年から発売しているTULALA TRUITE シリーズが挙がります。また渓流用ではないものの、グリッサンド56でも十分に渓流釣りを楽しむことができます。
そんな中でなぜRoutesなの?と思うかもしれませんが、そこには以下のような理由があります。
Routesシリーズのコンセプトは、世界中のどこにいても魚釣りを楽しむことができる竿。
海外の魚釣りといえば、1mを超すような大きい魚や特徴的なキバを持った魚、いわゆる怪魚を思い浮かべることが多いとは思います。
ですがそのようなインパクトの大きい魚の陰に隠れているだけで、小さくともカッコよく、また美しい魚もたくさん生息しているのです。
それらの魚を釣るためには、ウルトラライトクラスのロッドが必要不可欠!
そのような背景があり、Routes UL シリーズの開発が始まりました。
専用ロッドまではいかなくとも、日本の渓流でしっかり扱うことができれば、それは世界のどこにいても同じようなシチュエーションで活躍させられるということ。
もっと言えば神経質で難しい渓魚ですが、キャストやアクションが決まれば魚を掛けるチャンスがグンと上がる渓流トラウトは、Routesのロッドテストに最適な環境。
ですので、あえて専用ロッドではなくRoutesを持って行くようにしているのです。
さて実際の釣行ですが、今回はより源流部に近い渓流へ向かいました。
中国地方の中でも、広島、山口、島根県の渓流にはゴギというイワナの仲間が生息しています。ゴギは分布が限られているので、遠征で釣りに来られるアングラーも少なくありません。
その辺がなんとなく釣旅っぽいなぁと感じており、是非ともRoutesで釣ってみようと思い立ちました。
肝心の使い勝手ですが、Routes S56UL と Routes C60UL 共に、一般的な渓流ルアーをそつなく扱うことができました。2本とも渓流専用ロッドよりはパワーが少し強めでレングスも長いのですが、ティップは使用ルアーが2gもあれば仕事をしてくれるほどにしなやかです。
ただしこれより渓流ロッド側に傾けてしまうと、海外でどのような魚がくるかわからない環境での不安要素にもなりかねないので、Routesとしてはここら辺がベストかなといった心境です。
二振りのロッドと小さなリュックサックを背負って渓谷を歩き、たくさんのゴギに会ってから帰路へ。
帰りはロッドを分割してリュックの中に納めます。すると釣り竿に気を使わなくて良いぶん、より一層渓谷を楽しむことができました。
こんな小さな幸せに気づくことができるのもパックロッドならではかもしれませんね♪
※Routesシリーズは完成に向けてしっかりとテストを繰り返しております。進捗情報はTULALA公式ブログや各SNSで随時発信していきますので、チェックして見てくださいね!
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