2023.05.25
カテゴリー: Monstruo(モンストロ)
TULALAが送り出す、世界記録と対峙するために生まれたシリーズ「モンストロ」。
第一回目の紹介では”モンストロG”シリーズより、「G710HC(ナナテン)」、「G75HC(ナナゴー)」、「G79MHC(ナナキュー)」
第二回目は「G711XHC(ナナイチイチ)」、「G65XXHC(ロクゴー)」、「G82XXHC(ハチニー)」をご紹介させて頂きました。
そして今回の三回目では、【モンストロ‟G”】スピニングモデルの「G70MLS(ナナマルエス)」、「G81MLS(ハチイチエス)」をご紹介致します!
まず最初は、「琵琶湖北の漁礁フィネススペシャル」として誕生した【モンストロ‟G” 70MLS】
繊細なアクションを可能とするティップと、モンスターバスを獲る為の強靭なバット。そして、瞬時にロッドを曲げる為の長いリアグリップが特徴です。モンストロ‟G” 70MLSは、北湖の漁礁など、障害物周りの巨大バスを相手に設計されたモデルです。障害物周りのネコリグなどで、突如現れる規格外のバスに対し、しっかりロッドを曲げて主導権を握らせない、そんなスピニングロッド。しかし操作感は硬すぎず、フィネス全般を高次元で操作可能です。
このロッドを用いて障害物周りで釣りをする場合、ダイワ3000番クラスのリールを組み合わせてトップスピードで巻き切るのがコツです。特に、水深10m前後の障害物周りだと、なお重要になります。
前述にもありましたが、やはり大きな特徴は、しっかりとロッドをホールドできるリアグリップと、魚の重みを溜め込む「曲がる竿」である点です。曲げ込めるゆえに、魚が変に暴れずにリールを確実に巻くことが可能になります。耐えれば、魚が勝手に浮いてくるような感覚を体験できるかと思います。
かと言って、決してダルいロッドではなく。綺麗に振れるティップはライトリグ、ライトプラッギングに幅広い汎用性を発揮します。
特にミドストやネコリグ、ダウンショットの操作感は秀逸。琵琶湖の規格外サイズを狙うアングラーに是非とも備えて頂きたい一本です!
続いて【モンストロ‟G” 81MS】
モンストロのスピニングシリーズ中最長のロッドでもあるモンストロG81MSは、スピニングシリーズ随一の長距離砲。ボートやおかっぱりでアドバンテージとなるロングキャストに焦点を当てて製作されました。
特にPEラインを用いたセッティングでは、アングラーが想像する以上の飛距離を体感することができます。
魚は、人間が思った以上に敏感です。足音、ライト、ボートの騒音など、人間の気配を察知した瞬間にスイッチOFFとなる個体が殆どです。気配を悟られないよう、シビアなモンスターサイズへロングディスタンスからアプローチすることが重要となります。
ですが、もちろんこのロッドの特徴は遠投だけではありません。G81MS の本当の特長は、遠投したその先で様々なルアーを扱いきれる操作性の良さだとも言えます。
ライトリグ全般、キャロライナリグ、ノーシンカーワーム、ミノー、バイブレーションなど、使えるルアーは多彩です。
おかっぱりアングラーからはミドストロッドとして操作性で支持されるロッドでもあります。他のアングラーが届かないようなエリアまで遠投でき、かつロングレングスによるレンジキープのしやすさ、手前の障害物のかわしやすさなど、おかっぱりシーンに必要なスペックが備わっています。
ライトなキャロライナリグを行う場合は、PEラインを使用するのも推奨となります。優れた遠投性、かつ15m程度のディープでも「巻いて素早く」ボトムサーチが出来るレスポンスのよい操作性。意外と病みつきになるゲームです。 ちなみにですが、 1ozシンカーまではしっかり振り切れるパワー帯となります。軽い力でキャスト出来る上、ボトムサーチも早い。スピニングでのキャロライナリグはメリットも多いので、オススメです。
ロッドの硬さは、モンストロD66MLSとモンストロD70MLSの真ん中程度、こちらも魚を掛ければ綺麗に曲がるモンストロ血統をしっかりと受け継いだ一本です。
さて、これまで三度に渡って【モンストロ‟G”】シリーズをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
次回予定は【モンストロ “コンセプト ディストラクション”】シリーズを予定しています!
これを機に、貴方に合うTULALAロッドを紹介できれば思っておりますので、次回も是非ご拝読ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます!
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