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2024.02.28

カテゴリー: Brkfree"ブレイクフリー" / Monstruo（モンストロ） / Staccato（スタッカート） / スタッフレポート

【STAFF】2024年開幕！サクラマス＆河川シーバスin九頭竜川 by熊野竜一

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皆様こんにちは。福井県のフィールドスタッフの熊野です。

2月1日からはサクラマスが九頭竜川では一部解禁になり、2月16日からは全区域で解禁になりました。

今年は暖冬の影響か積雪がほとんどなく週末になると県外からも多くのアングラーが訪れています。積雪はほとんど無いものの、北陸特有の冬の不安定な天候はまだ続いております。

北陸には「弁当を忘れても傘を忘れるな」ということわざがあります。
「朝晴れていても、昼や夕方に雨になるかも知れない。だから、傘は必ず持ち歩くように。」といった意味があります。不安定な時は5分前は晴れていたのに突然雨や雪に変わり、そしてまた晴れ間が見えるといった状態です。

今回は、そんな春に向けた準備編、ということでサクラマス編とシーバス編でブログを書かせて頂きたいと思います。

【サクラマス編】
ロッドは迷わずStaccato 76 LTS-HX
トラウトロッドとなるとダルいイメージが強かった私ですがStaccato 76 LTS-HXを使ってみると、そのイメージは一拭されました。
軽い負荷ではバスロッドやシーバスロッドのような先調子、ある程度の負荷になると胴調子のロッドになる。
バッドでルアーを投げ、ティップでルアーを操作する。このティップとバッドのバランスが絶妙で軽い力でキャストをしてルアーのアクションが出来ます。
ネットインの前にサクラマスをバラしてしまいましたが掛かった瞬間にバッドまで曲がるがパワー負けをすることはなく、ツララ特有の粘りで余裕を持って魚とのファイトが出来ます。

幻の魚と言われる程のサクラマス。シーズンはまだまだ序盤！1本を目指して頑張っていきたいと思います。

【シーバス編】
2月16日より九頭竜川が全面解禁になり実質の九頭竜川シーバスの開幕。
平地では積雪はなくとも、九頭竜川上流部の山間部では1ｍ超えの積雪で川には冷たい雪代が混じって、開幕したからといって簡単に釣れるような状況ではない。
2～3月の攻略のキーポイントになるのが塩水クサビ。雨や雪代に水温が影響されやすい淡水よりも比較的温度が安定しているボトム付近の海水に依存している傾向が強い印象です。

稚鮎が遡上してくるこの時期に、主軸になってくるのが以下の4本

Monstruo”ConceptDestruction” 74MHC
Monstruo”G” 81MS
BreakFree Glutton C86M
Staccato 82 LSS-HX

Monstruo”ConceptDestruction” 74MHCでは塩水クサビを狙ったボトムのメタルバイブのリフト＆フォール。
セミマイクロガイドのスパイラルセッティングにより、主に15～25ｇのメタルバイブやバイブレーションの縦捌きに特化した仕様です。
PE1.5号程度を入れることでスピニングタックルよりもスローにボトムをリフト＆フォールが可能になります。

Monstruo”G” 81MSとStaccato 82 LSS-HX
使うルアーとしては7～9㎝程度のミノー等の小型プラグ、7ｇ程度のジグヘッドに4インチ程度のワーム、15ｇ程度のバイブレーション。
この2機種は似たスペックではありますが使ってみると真逆な性格なロッドです。
大きな違いはロッドアクション。Staccato 82 LSS-HXはレギュラーファースト、Monstruo”G” 81MSはレギュラーアクション。
Staccato 82 LSS-HXは引き抵抗の弱いルアーを繊細に流していったり、ティップの入り込みを利用して優しくバイブレーション等をふわふわさせたい時に使用。Monstruo”G” 81MSはティップが若干硬く、バッドが若干撓む感じです。その撓みを利用してスラッグでミノーを飛ばしたり、ワームをワインドさせたり、バイブをしっかりリフトさせてキビキビ動かしたい時にオススメ。

BreakFree Glutton C86M
2本ロッドを持っていけるポイントであればMonstruo”ConceptDestruction” 74MHCとMonstruo”G” 81MSもしくはStaccato 82 LSS-HXといった組み合わせ
ですが、1本しか持っていけない状況であればBreakFree Glutton C86M
”10cm前半サイズのミノーをメインに扱いやすくように仕上げたのがグラットンC86Mというように、トリプルフックの付いた、1oz迄のルアーを気持ちよく扱えるスペックとなります。
操作感度も良く、ルアーを流しても良し、動かしても良しのストローガイドセッティングHDを搭載したロッドです。

そして最後に、九頭竜川でシーバス釣りの注意点。5月31日まではサクラマスの遊猟期間となりシーバス釣りでもサクラマスの遊猟承認証が必要となりますので、お買い求めの上、サクラマス・シーバス釣りをお楽しみ下さい。