融合の奏でる”進化”でなく”深化”
ハーモニクス…ギターなどの弦楽器の演奏テクニックのひとつ。弦に軽く触れて弾くことで、原音に対して数倍の周波数の音を同時に得る事が出来る。この音を「倍音」と言い、これをハーモニクス奏法と呼ぶ。
旧素材の持つ低弾性の粘りやトルクと、新素材の特徴である高い操作性や感度。
その相反する要素を、より高次元で共存合させることを可能にしたのがハーモニクス。
演奏時の原音を旧素材、倍音を新素材となぞらえて与えらえ、新素材を纏った旧素材の融合がハーモニクス製法なのです。
キャスティングやリーリング時といった魚を掛ける前に求められる張りとシャープな硬度。
そしていざ魚が掛かった後に必要になる柔軟な曲がり・粘り。
このふたつの特性を1本の竿の中でスムーズ且つオートマチックに切り替えることが出来る、オール” Made in Japan”で仕上げた全く新しいロッドです。